また手に結びてぞ水も飮み 意味文法品詞分解
また手に結びてぞ水も飮み 意味文法品詞分解
【徒然草】
【十八段 また、手に結びてぞ、水も飮みける】
【古文】
:また、手に結びてぞ、水も飮みける。如何ばかり、心の中、涼しかりけむ。
【かな】
:また、てにむすびてぞ、みずものみける。いかばかり、こころのうち、すずしかりけむ。
【現代語訳】
:再び、(ヒョウタンを使わないで)手を結んで、水も飮んだそうなのだ。どれくらい、心の中は、(すっきりとして)涼しかっただろう。
【品詞分解】
:また 手 に 結び て ぞ 水 も 飮み ける 如何 ばかり 心 の 中 涼しかり けむ
【文法解説】
:また(副詞) 手(名詞) に(格助詞 対象) 結び(動詞 結ぶ 連用形) て(接続助詞 順接) ぞ(係助詞) 水(名詞) も(副助詞) 飮み(動詞 飲む 連用形) ける(助動詞 けり 連体形) 如何(名詞) ばかり(副詞) 心(名詞) の(格助詞 連体) 中(名詞) 涼しかり(形容詞 涼し 連用形) けむ(助動詞 けむ 終止形)
【文章解説】
:この文章は、許由の物欲の無さについて、描写しています。
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