我をつらしと思ふことやありし 現代語訳
我をつらしと思ふことやありし 現代語訳
【古文】
:我をつらしと思ふことやありし。
【現代語訳】
:私を冷淡と思うことでもあったのか。
【品詞分解】
:我 を つらし と 思ふ こと や あり し 。
【文法解説】
:我(名詞) を(格助詞 対象) つらし(形容詞 つらし 終止形) と(格助詞 引用) 思ふ(動詞 おもふ 連体形) こと(名詞) や(係助詞 疑問) あり(動詞 あり 連用形) し(助動詞 き 連体形)
【文章解説】
:この文章は、藤原道長の嘆きです。「我」とは藤原道長のことです。大切に育てた息子である藤原顕信が比叡山無動寺へ出家してしまい、藤原道長がなぜ出家したのか、問い質しています。
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