【ポストスクリプトとは 定義】
ポストスクリプト(Postscript)とは、コンピューターからプリンターへ、印刷情報を指示する言語です。「ページ記述言語」とも呼ばれます。ポストスクリプトの指事に従って、プリンターは位置・インク・テキスト・フォントなどを印刷します。
用語 | ポストスクリプト |
英語 | PostScript |
別名 | ページ記述言語 |
関連 | アドビ・DTP・プリンター |
【ポストスクリプト DTP】
ポストスクリプトが開発される前は、印刷はコンピューターからは切り離されていました。コンピューターで画像を作成しても、それを印刷機とやりとりすることは困難でした。
そこで、ポストスクリプトを開発して、コンピューターで画像を作成して、印刷所では印刷するだけで済むようになりました。
ポストスクリプトが社会に浸透していったので、机のコンピューターから印刷までを、一貫して作業ができることをDTP(Desktop Top Publishing)と呼ぶようになりました。
【ポストスクリプト アドビ】
アドビ・システム(Adobe Systems)社は、ポストスクリプトの開発会社です。ポストスクリプトを扱うフォトショップ(Photoshop)やイラストレーター(Illustrator)も開発販売しています。
【ポストスクリプト 歴史】
1984年 アドビ・システム社がPostScriptを開発
1985年 Apple Computer社がAppleLaserWriterを発売する
1985年 Aldus社がPageMakerでPostscriptを採用する
1987年 Adobe SystemsがIllustratorにPostscriptを採用する
1990年 Adobe SystemsがPhotoshopにPostscriptを採用する
1993年 PostscriptからPDFが派生する
1999年 Adobe SystemsがInDesignにPostscriptを採用する
【参考文献】
情報科学 情報用語集
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