我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句 我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句 単語:我子の仏 かな:わがこのほとけ 意味:我子の仏(わがこのほとけ)とは、古典世界の慣用句です。仏さまのように大切な子供という意味です。例文は、竹取物語で、翁が慈しんで育てたかぐや姫へ、用いています。 【仏は仏教由来の言葉 転じて大切なもの】 我子の仏の「仏」とは、仏教由来の言葉です。日本では、平安時代になると、広く仏教が普及していました。仏教では、仏様が大切に扱われており、やがて、大切なものを「仏」と呼ぶように、言葉が変化していきました。 古典世界の言語・文化・慣習・制度を学ぶことで、古文作品の奥深さを楽しみましょう。 プロ家庭教師の古文教材で、指導歴10年以上の講師が執筆しています。
我子の仏(わがこのほとけ) 例文 我子の仏(わがこのほとけ) 例文 例文:わが子の仏、変化の人と申しながら、ここら大きさまで、養い奉る志、疎ならず。 仮名:わがこのほとけ、へんげのひとともうしながら、ここらおおきさまで、やしないたてまつるこころざし、おろかならず。 現代:私の仏様のように大切な子よ、変化の人と言っても、このような大きさまで、養いあげた愛情は、いい加減なものではない。 ---竹取物語 二段 世界の男貴なるも賤しきも---
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