我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句

我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句

我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句

我子の仏(わがこのほとけ) 古典世界の慣用句

単語:我子の仏
かな:わがこのほとけ
意味:我子の仏(わがこのほとけ)とは、古典世界の慣用句です。仏さまのように大切な子供という意味です。例文は、竹取物語で、翁が慈しんで育てたかぐや姫へ、用いています。



【仏は仏教由来の言葉 転じて大切なもの】


我子の仏の「仏」とは、仏教由来の言葉です。日本では、平安時代になると、広く仏教が普及していました。仏教では、仏様が大切に扱われており、やがて、大切なものを「仏」と呼ぶように、言葉が変化していきました。




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我子の仏(わがこのほとけ) 例文

我子の仏(わがこのほとけ) 例文

我子の仏(わがこのほとけ) 例文

例文:わが子の仏、変化の人と申しながら、ここら大きさまで、養い奉る志、疎ならず。
仮名:わがこのほとけ、へんげのひとともうしながら、ここらおおきさまで、やしないたてまつるこころざし、おろかならず。
現代:私の仏様のように大切な子よ、変化の人と言っても、このような大きさまで、養いあげた愛情は、いい加減なものではない。

---竹取物語 二段 世界の男貴なるも賤しきも---


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