段(たん) 尺貫法 古典世界の長さ

段(たん) 尺貫法 古典世界の長さ

段(たん) 尺貫法 古典世界の長さ

段(たん) 尺貫法 古典世界の長さ

単語:
かな:たん
意味:段(たん)とは、古典世界における長さの単位です。明治時代にはメートル法が施行されましたが、それ以前、江戸時代には尺貫法(しゃくかんほう)が、長さの単位として採用されていました。尺貫法の1段(いったん)は、メートル法の約11メートルです。



【メートル法は科学 尺貫法は身体感覚】


メートル法と合わせて、尺貫法をいまだに用いる業界があります。その理由は、尺貫法が人間の身体感覚を反映した単位だからです。

例えば、1尺(いっしゃく)とは、「人間の腕の長さ」であり、1間(いっけん)とは「人間の寝転ぶ長さ」です。

1段(いったん)とは6間(ろっけん)であり、「人間6人の寝転ぶ長さ」だと直観的に理解できます。




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尺 対 メートル 換算表

尺 対 メートル 換算表

尺 対 メートル 換算表


【尺 対 メートル 換算表】


尺貫法メートル法
1分(いちぶ)3.03mm
1寸(いっすん)3.03cm
1尺(いっしゃく)=10寸30.3cm
1間(いっけん)=6尺1.818m
1丈(いちじょう)=10尺3.03m
1段(いったん)=6間10.908m
1町(いっちょう)=10段109.08m
1里(いちり)=36町3926.88m


段(たん)は長さ 段(だん)は高さ


【段(たん)と段(だん) 別物】


漢字は同じですが、段(たん)と段(だん)は、別物です。

段(たん)と読む場合は、長さを意味します。例えば「1段の道(いちたんのみち)」は「1段の長さ」を意味します。

段(だん)と読む場合は、高さを意味します。例えば「階段の1段目(かいだんのいちだんめ)」は「階段の1段目の高さ」を意味します。

尺貫法とは

尺貫法とは

尺貫法とは


【尺貫法とは】


尺貫法(しゃっかんほう)とは、古典世界の単位系です。

現代世界では、日本は国際単位系に更新されています。



【尺とは】


尺(しゃく)とは、長さの単位で、国際単位系では1尺=3・03センチメートルです。



【貫とは】


貫(かん)とは、重さの単位で、国際単位系では1貫=3・75キログラムです。



【尺貫法 太閤検地】


日本史において、単位は地方ごとに差異があり、なかなか統一するのが難しかったようです。

例えば、豊臣秀吉は、太閤検地に先立って、単位統一をしようとしました。つまり、権力者が単位統一をしなければならないほど、当時の日本列島の単位は、不統一でした。


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