HTTPとは 初心者にわかりやすく意味解説

意味：

HTTP(エイチティーティーピー)とは、Hyper Text Transfer Protocol(ハイパーテキストトランスファープロトコル)の省略形で、通信を成功させるための約束であるプロトコルの１つです。わかりやすく言えば、ウェブサイトを表示する時に使うプロトコルが、HTTPです。HTTPはHTMLと合わさって、ウェブサイトを表示する技術を提供しています。

別名：

Hyper Text Transfer Protocol　ウェブブラウザの通信規約

解説：

HTTPによる通信は、クライアントサーバーモデルで、HTTPを使うクライアントはウェブブラウザとも呼ばれ、HTTPを使うサーバーはウェブサーバーとも呼ばれます。
ＯＳＩ７階層モデルにおいて、ＨＴＴＰプロトコルは最上位第７層であるアプリケーションレイヤーに含まれます。

多言語対応

日本語：

ＨＴＴＰ ひらがな えいちてぃーてぃーぴー カタカナ エイチティーティーピー

英語：

Hyper Text Transfer Protocol

韓国語：

한글 인터넷 데이터 통신 규약 발음 인터넷 데이터 통신 규약 RR2000 inteonet deiteo tongsin gyuyak MR1937 - 히라가나 - 가타가나 -

中国語：

繁体 超文本傳輸協議 簡体 超文本传输协议 拼音 chāowénběnchuánshūxiéyì chao1wen2ben3chuan2shu1xie2yi4 Latin - 平假名 - 片假名 -

探究資料：

Berners-Lee, Tim. RFC1945 (Request for Comments: 1945 Hypertext Transfer Protocol HTTP/1.0). 1996.

HTTPとは 歴史背景

Date	HTTP	Document
1991	HTTP/0.9	Original HTTP
1991	-	Why a new protocol
1996	HTTP/1.0	RFC1945
1997	HTTP/1.1	RFC2068
1999	HTTP/1.1	RFC2616
2015	HTTP/2.0	RFC7540

HTTPとは 解説

１９８９年に、ティムバーナーズリーさんは、欧州原子核研究機構(CERN　Conseil Européen pour la Recherche Nucléaire)の勤務時代に、HTMLというプロトコルの原型を提案しました。それ以前には、メールを送信するプロトコル＝SMTPや、ファイル転送を扱うプロトコル＝FTPなどがありました。彼はそれらのプロトコルを分析して、新しいプロトコルの必要性を主張しました。

HTMLの開発とともに、HTMLによって結びついたファイルたちをWWW(World Wide Web)と呼ぶようになり、そのファイルを指定するためにURL(Uniform Resource Locator)も発明されました。

初期のHTTP/0.9は、クライアントがコンテンツを要求し、ウェブサーバーが対応するコンテンツを返す、といった単純なものでした。その後、ウェブの進化に合わせて、ウェブサイトへの要求も高まっていきました。HTTP/1.0では、POSTメソッドが追加され、クライアントから積極的に情報を送信できるようになりました。HTTP/1.1では、バーチャルホストに対応しました。HTML/2.0では、通信が高速化されました。

科目別　By Curriculum

大学受験　＞　情報科学(Computer science)

単元別　By Subject

情報科学　＞　プログラミング(Programming)
情報科学　＞　パイソン (Python)
情報科学　＞　ウェブ(Web)
情報科学　＞　ウィンドウズ(Windows)
情報科学　＞　ギットハブ(Github)
情報科学　＞　ジャンゴ(Django)

対象児童生徒　By Age

〇 中学数学(二次関数まで！)を履修し終えている生徒
〇 コンピューターの基礎知識を学びたい生徒
〇 自分でプログラム(program)を書きたい生徒
〇 情報科学(Computer Science)を学びたい生徒
〇 大学受験生(国公立高校生＋私立中高一貫校生)
〇 大学生＋社会人(基礎からやり直したい生徒)


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