年齢主義と修得主義【更新】

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年齢主義と修得主義

【年齢主義とは】
年齢主義(ねんれいしゅぎ)とは、生徒の年齢によって、扱いを決定することです。20世紀の日本の多くの公立学校で採用された制度で、生徒は年齢によって学年とカリキュラムが決定されます。

日本では法律で学齢を定義しており、学齢に合わせて、一斉に小学校に入学し、卒業することが常識となっていました。卒業の要件としては、授業に参加して、一定時間が経過すれば、卒業となります。卒業試験があるわけではありません。

年齢主義は、義務教育においてよく採用される制度思想で、飛び級や原級留置(留年)は認められません。


【修得主義とは】
修得主義(しゅうとくしゅぎ)とは、生徒のカリキュラムの修得によって、扱いを決定することです。修得主義では、生徒の年齢によらず、所定のカリキュラムを履修すれば、卒業となります。修得主義においては、飛び級や原級留置(留年)も可能となります。


【図 年齢主義と修得主義】

制度思想重点判断基準
年齢主義クラス編成時間
修得主義クラス編成理解


【年齢主義と修得主義】
年齢主義と修得主義に加えて、履修主義と課程主義があります。履修主義と課程主義は、どちらも卒業要件に重点が置かれています。


【図 年齢主義と修得主義+履修主義と課程主義】
制度思想重点判断基準
年齢主義クラス編成時間
修得主義クラス編成理解
履修主義卒業要件時間
課程主義卒業要件理解


【履修主義とは】
履修主義(りしゅうしゅぎ)とは、カリキュラムを一定期間履修すれば、卒業要件とすることです。学校の出席日数が足りない場合は、卒業させないという考え方は、履修主義になります。


【課程主義とは】
課程主義(かていしゅぎ)とは、カリキュラムの修得を、卒業要件とすることです。テスト成績が赤点の場合は、進級させないという考え方は、課程主義になります。

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