入試解禁日(にゅうしかいきんび)

入試解禁日(にゅうしかいきんび)

入試解禁日(にゅうしかいきんび)

入試解禁日(にゅうしかいきんび)

入試解禁日(にゅうしかいきんび)とは、首都圏の中学受験用語で、各中学校が入学試験を設定できる日時のことです。日本の私立学校は、都道府県単位で運営されており、入試解禁日も都道府県単位で設定されていることが多いです。

用語:入試解禁日(にゅうしかいきんび)
英語:Exam Opening Date
別名:入試開始日(にゅうしかいしび)
解説:入試解禁日とは、入試解禁日(にゅうしかいきんび)とは、首都圏の中学受験用語で、各中学校が入学試験を設定できる日時のことです。日本の私立学校は、都道府県単位で運営されており、入試解禁日も都道府県単位で設定されていることが多いです。

首都圏の中学受験では、千葉県・埼玉県が1月解禁(=1月中に中学受験が始まる)、東京都・神奈川県が2月解禁(2月1日以降に中学受験が始まる)になります。

例文:隣の県では、入試解禁日が異なる。

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入試解禁日のある理由


【入試解禁日のある理由】


入試解禁日のある理由は、生徒の獲得競争です。私立中学校は、公立中学校と異なり、自由に受験日時を設定できます。そのため、優秀な生徒の獲得のためには、入試日程をできるだけ早めに設定したいと考えるのが、自然です。

しかし、どの中学校も早め早めに日時を設定していくと、どこかで限界が来ます。そこで、公正性を保つために、入試解禁日が設定されます。

入試日程の確認は秋頃から


【入試日程の確認は秋頃から】


公立中学校の入試は一斉に実施されますが、私立中学校の日程は、各学校ごとに異なります。また、年度によっては、日程変更がある場合もあります。

例年、秋頃(9月・10月・11月)になると、各中学校のウェブサイトで入試日程が発表され、「募集要項」や「入試要項」という名称で、PDFダウンロードできます。

入試日程からわかること


【入試日程からわかること】


私立中学校の入試日程から、それぞれの学校が生徒募集に対して強気か弱気か、読み取れることがあります。

生徒家庭から人気のある本命校の場合は、入試日程は、毎年、変わらないことが多いです。また、2次募集・3次募集も、実施しません。本命校は、受験生が合格したら、辞退されることがあまりなく、そのまま入学していきます。したがって、本命校は、1次募集で定員がすべて満たされます。

生徒家庭からあまり人気のない安全校の場合は、入試日程は、変動しやすいです。安全校は、本命校の後ろへ、試験日を設定することが多いです。安全校は、本命校から流れてくる生徒を確保しようと、複数回受験・午後入試・特別入試など、さまざまな仕組みを用意しています。

「少子化」や「公立中高一貫校の登場」などによって、定員割れをする私立中学校は、増えています。私立中学校からすれば、入試日程は、生徒募集の重要なマーケティングツールにもなっています。

入試解禁日 参考文献


【入試解禁日 参考文献】


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指導歴10年以上のプロ家庭教師が、重要語句の日本語・読み方・英語訳・別名・解説などをまとめています。

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