塾分析 サピックス(SAPIX)

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塾分析 サピックス(SAPIX)

【サピックスとは】

サピックス(SAPIX)とは、中学受験の進学塾の1つです。指導方針は、学力上位層向けのエリート主義で、関東圏の難関中学への合格実績が豊富です。サピックス教材の進度は速く、小学5年生の終わりで中学受験カリキュラムを1周完了します。2000年代以降の中学受験業界では、サピックス・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーを合わせて、関東中学受験4大システム塾と呼びます。


【サピックス 合格実績】

サピックスは中学受験御三家の合格実績で、他塾を圧倒しています。

サピックスの合格実績の理由は、以下と考えられます。

1:そもそも頭が良い子供が入塾している
2:教材が難関校向け


【サピックス エリート主義】

サピックスは良くも悪くもエリート主義です。組み分けテストが頻繁に実施され、成績上位者が優遇され、合格実績を勝ち取れるように、良い先生が担当します。

反対に、成績下位者は冷遇され、良い先生が担当しません。結果的に、上位クラスに在籍できないと、通塾しても効果がなくなっていきます。

本気で中学受験をする気がなく、ただ学習習慣を身につけたいだけの場合も、サピックスはおすすめできない塾です。


【サピックス教材 対 四谷大塚教材】

サピックスの教材は、進度が速いことで有名でした。小学6年生春(小学5年生の終わり)には、中学受験カリキュラムを1周完了します。対して、四谷大塚の教材は、小学6年生夏まで、中学受験カリキュラムを1周完了していませんでした。

小学生にとって半年の時間の差は、問題演習の量の差になります。

サピックスへの対抗からか、四谷大塚もカリキュラム進度を早めて、現在では、SAPIXと同じ進度に改定しています。


【サピックス おすすめの子ども】

サピックスに通塾するのであれば、子どもの相性が大事になります。

以下のような子どもは、相性が良いと考えられます。

1:学習習慣が身についている子ども
2:他人と比較されたり競争しても平気な子ども
3:家庭の支援体制ができている子ども


【サピックス おすすめしない子ども】

以下のような子どもは、相性があまり良くないと考えられます。

1:成績が安定しない子ども
2:マイペースに勉強したい子ども
3:塾の方針に従えない子ども



【サピックス やめサピックス】

サピックスは学力上位者に向けて授業をするので、カリキュラムについていけなくなり、上位クラスから転落してしまうと、復活が難しいです。子供の意欲も下がり、退塾という選択をする場合もあります。

サピックスは退塾率を公表していまんせんが、6年生の始めには、カリキュラムについていけない生徒が大量に退塾し「やめサピックス」と呼ばれています。

サピックスで早めに中学受験カリキュラムを終えてから、転塾することも1つの選択肢ではあります。


【参考文献】

御三家

中学受験カリキュラム

転塾

教育法制 中学受験

教育法制 中学受験 用語集

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