IoTウコンをオッサンが収穫加工する話
IoTウコンをオッサンが収穫加工する話
IoTウコンをオッサンが収穫加工する話です。事務所のパソコン部屋を改築し、IoT農園を開拓すべく、さまざまな実験を推進しています。室温・湿度・水遣り・肥料はすべて自動化できて、東京(北緯36度地点)の1月末(大寒)の寒さにも負けずに、育成成功したウコンをオッサンが収穫して加工してみました。
IoTウコンをオッサンが収穫加工する話です。事務所のパソコン部屋を改築し、IoT農園を開拓すべく、さまざまな実験を推進しています。室温・湿度・水遣り・肥料はすべて自動化できて、東京(北緯36度地点)の1月末(大寒)の寒さにも負けずに、育成成功したウコンをオッサンが収穫して加工してみました。
栽培技術については、初めは恐る恐る進めていました。わからないことは農家の方に教えを乞い、親切に教授していただけ、基本が習得できました。都会のホワイトカラーがいかに無知かを、思い知らされました。
慣れてくると、人間がしている農作業を、どうやってコンピューターで自動化するかと悩みました。
水と肥料については、自動化は簡単ですが、科学知識が必要です。ただ水をあげておけばよいわけではなく、水と土にはいくつもの姿や表情があり、自然から情報を読み取ることの奥深さを学ばせていただきました。
温度湿度については、空調システムを自作しました。コンピューターのための管理技術を習得していたので、あまり苦労はしませんでした。半導体の温度管理と、植物の温度管理は、ノウハウが共有できます。北緯36度(東京都)での越冬にも成功しました。東京がもっとも冷えこむ2月初旬(大寒)でも、栽培実験室は摂氏15度を下回らず、ウコンが枯れることはありませんでした。
今後の課題については、不具合を検知するセンサー技術です。植物に不具合が生じているかどうかは、診断が難しく、まだまだ人間による目視確認が必要になりそうです。監視カメラやドローンは利用しますが、人間の判断力を磨くことも必要だと感じました。
事業計画については、廃墟ビルなどを安く借りる方向が、良さそうです。消費者向けの商業ビルとしては黒字化できなくとも、植物工場としてなら黒字化できる物件が望ましいです。まあ、首都圏の不動産価格が下落して、底値を打つまで、待ってもいいでしょう。都心近郊で大量栽培できれば、送料は安くできますので、価格競争力は増すでしょう。
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