Q:パクチーとは何ですか?
A:パクチーはセリ科の1年草です。初心者でも栽培しやすく、家庭栽培に適しており、入門用にふさわしい植物です。
Q:パクチーとコリアンダーは違うのですか?
A:パクチーとコリアンダーは同じものです。パクチーはタイ語で、英語名はコリアンダー(coriander)、和名はコエンドロです。
タイ:パクチー
英語:コリアンダー(coriander)
日本:コエンドロ
中華:香菜(xiāngcài)
Q:パクチーはおいしいですか?
A:パクチーは独特の香りを持っているので、さまざまな料理に用いられています。中華料理では、パクチーを香菜(xiāngcài)と呼びます。
Q:パクチーの栽培で、入門教材は何を買えばいいのですか?
A:パクチーの入門者は以下がおすすめです。
品種:パクチー
種蒔:15粒を広げて撒く
鉢号:5号鉢(15cm)
土壌:野菜土
Q:パクチーの栽培で、日頃のお手入れはどうしたら良いですか?
A:パクチーの原産はタイや地中海なので、似たような環境を作りましょう。パクチーの日々のお手入れは以下がおすすめです。
日光:多め
水分:土が乾いたらたっぷり水やり
気温:10度から25度
PH:5.0ー6.5(弱酸性)
Q:パクチーの栽培で、徒長とは何ですか?
A:パクチーの徒長(とちょう)とは、パクチーがもやしのようにヒョロヒョロと伸びてしまうことです。弱弱しくなるので、あまり良くない状態です。
Q:パクチーの栽培で、徒長の原因は何ですか?
A:徒長の原因は日照不足・水分過多・苗の密集が原因です
日照不足:光が足りないから徒長してしまう
水分過多:水分が多すぎて徒長してしまう
苗の密集:種が近くすぎて徒長してしまう
Q:パクチーの栽培で、徒長してしまいました。どうしたらよいですか?
A:徒長してしまった苗は、もう回復することはありません。もう一度作り直すか、そのまま育ててください。
パクチー60日目 徒長
パクチー60日目の徒長してしまったパクチーです。茎が徒長してしまったので、自分の体重を支えきれず、あらぬ方向に伸びていっています。
Q:パクチーの栽培で、30日目にどうなるのですか?
A:パクチー30日目は本葉(ほんよう)が生えてきます。
パクチー60日目 徒長
本葉は、ややギザギザの形をしています。ここからは成長の勢いが増していきます。
Q:パクチーの栽培で、60日目にどうなるのですか?
A:パクチー60日目はかなりにぎやかになります。ここからの成長の勢いが増していきます。
パクチー60日目 鉢
Q:パクチーの栽培で、90日目にどうなるのですか?
A:パクチーの茎が伸びてきます。90日目は量が増えるとともに、葉茎がまだ柔らかいままなので、食べ頃です。葉茎を摘み取り、料理に利用しましょう。カレー・スープ・ラーメンなどの濃い味の料理に加えると、さわやかさを提供していくれます。
パクチー90日目 正面
真上から見ると、株同士の距離がどれだけ必要かわかります。今回は5号鉢で栽培していますので、ガヤガヤしています。プランターで栽培なら、10センチから15センチ距離を開けて、種蒔きをしてみてください。
パクチー90日目 真上
全長は、根を含めて25センチ程度です。茎の根本が枝分かれしており、枝分かれが増えると、その分だけ収穫量が増えます。
パクチー90日目 測定
Q:パクチーの栽培で、120日目にどうなるのですか?
A:パクチーの茎根が太く伸びていきます。120日目は茎が太くなるとともに、根が成長し、どっしりと大地に構えるようになります。食用としては、硬さが出てきますので、お鍋料理などに良いでしょう。
茎が太くなり、色素は全体に色濃くなり、光合成の量が増大してきます。
パクチーパクチー120日目 正面
根が太くなり、土台としての安定感が増しています。根の深さは、地下15センチまで広がっています。成長の準備が整いました。
パクチーパクチー120日目 根と土台
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