ブラウザ Browser 基礎知識 わかりやすく解説

用語：ブラウザ
英語：browser
別名：ウェブブラウザ　インターネットブラウザ　ウェブ窓(うぇぶまど)　ネット閲覧(ねっとえつらん)
意味：ブラウザとは、ウェブを見るためのアプリケーションです。わかりやすく言えば、ブラウザは「ウェブページを見るための道具」です。ブラウザの機能は、サーチ・ダウンロード・レンダリングの３点に集約できます。
解説：ブラウザの機能は、サーチ・ダウンロード・レンダリングの３点に集約できます。
１点目は、ＵＲＬでサーバーを探すことです。利用者はまず、ブラウザへＵＲＬを打ち込みます。ＵＲＬは、ウェブの住所に相当し、それぞれのサーバーに割り当てられています。ブラウザはＵＲＬを見て、必要なサーバーを探し当てます。この工程をサーチ(Search)と呼びます。
２点目は、必要な情報をダウンロードすることです。ブラウザはサーバーから、情報を次々に持っていきます。この工程を、ダウンロード(Download)と呼びます。ダウンロードされる情報は、ＨＴＭＬ・ＰＤＦ・ＪＰＧ・ＭＰ３など、さまざまなファイル形式を取ります。
３点目は、情報を人間にわかりやすく加工することです。多くの場合、ダウンロードしてきた情報は、コンピューターで送信受信しやすいように加工されており、そのままでは人間にとって意味不明です。そこで、ブラウザは、情報を人間にわかりやすい姿へと、加工していきます。この工程をレンダリング(Rendering)と呼びます。
以上をまとめると、ブラウザは、サーチ・ダウンロード・レンダリングという３つの機能をまとめたアプリケーションです。
ブラウザの実装まとめ：

年代	英語	日本語
1990	WorldWideWeb	ワールドワイドウェブ
1993	Mosaic	モザイク
1994	Netscape Navigator	ネットスケープナビゲーター
1995	Internet Explorer	インターネットエクスプローラー
1996	Opera	オペラ
2003	Apple Safari	アップルサファリ
2004	Mozilla Firefox	モジラファイアフォックス
2008	Google Chrome	グーグルクローム
2015	Microsoft Edge	マイクロソフトエッジ
2019	Brave Browser	ブレイブブラウザ

体系：情報科学 (Information science)　＞　プログラミング (Programming)　＞　コンピューター (Computer)　＞　サーバー (Server)　＞　ウェブ (Web)　＞　HTML (Hyper Text Markup Language)　＞　ブラウザ (Browser)　＞　クロームブラウザ (Chrome browser)　＋　ブレイブブラウザ (Brave browser)
多言語対応：
韓国語：한글 브라우저 (ブラウゾ)　발음 [브라우저] (ブラウゾ)　RR2000 beuraujeo　MR1937 pŭrauchŏ
中国語：繁体 瀏覽器　簡体 浏览器　(liúlǎnqì　liu2lan3qi4　リュウランチイ)
探究資料：

ブラウザの歴史：
ブラウザの実装は、１９９０年代から本格的に開発が始まり、ネットスケープナビゲーターの登場によって、専門家以外へも、広く市民権を得ました。
１９９５年に、インターネットエクスプローラーが開発され、ウインドウズＯＳとともに普及しました。
２００８年に、グーグルクロームが開発され、インターネットエクスプローラーを抜いて、ブラウザの普及率で首位となりました。
２０１９年に、ブレイブブラウザが開発されました。

科目別　By Curriculum
大学受験　＞　情報科学(Computer science)

単元別　By Subject
情報科学　＞　プログラミング(Programming)

情報科学　＞　ウェブ(Web)

情報科学　＞　ウィンドウズ(Windows)

対象児童生徒　By Age
〇 中学数学(二次関数まで！)を履修し終えている生徒
〇 コンピューターの基礎知識を学びたい生徒
〇 自分でプログラム(program)を書きたい生徒
〇 情報科学(Computer Science)を学びたい生徒
〇 大学受験生(国公立高校生＋私立中高一貫校生)
〇 大学生＋社会人(基礎からやり直したい生徒)


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