Q:大学受験の英語では、どのような問題が出題されるのですか?
A:大学受験に出題される問題は、知識系・文法系・読解系・記述系に分かれます。
知識系は、発音・英単語・英塾語などを問うもので、すべての大学で出題されます。
文法系は、適語補充・品詞活用・誤文指摘などが問われ、大学により出題割合が異なります。マークシートの重箱の隅をつつくような、細かな知識も要求されます。
読解系は、論説文・物語文・資料統計などの文章の読解力が問われます。実用的な雑誌記事が出題される大学と、学術的な論文が出題される大学に分かれます。
記述系は、文章書換・英文和訳・和文英訳(英作文)などが問われます。記述系は各大学学部ごとにはっきりとした出題傾向があるので、対策がしやすいです。
Q:大学受験の英語で、どうしてマークシートと記述の解答用紙があるのですか?
A:志願者数の問題です。大学受験の採点期間は短く、記述採点は時間がかかります。そこで、志願者数の多い大学学部の場合には、採点の効率化のために、解答用紙をマークシートにしています。
Q:大学受験の英語で、外部民間試験とは何ですか?
A:大学受験の英語で、外部民間試験とは、大学以外の団体が実施する英語試験です。英検・TOEFL・TOEICなどが有名ですが、たくさんあります。外部民間試験の得点は、入学試験に利用できます。
Q:大学受験の英語で、外部民間試験にはどのような種類があるのですか?
A:英語の外部民間試験には、以下のようなものがあります。
名称 | 主催 | 国 | 開始 |
---|
英検 | 英語検定協会 | 日本 | 1963 |
TEAP | 英語検定協会+上智大学 | 日本 | 2014 |
TOEFL | ETS | 米国 | 1964 |
TOEIC | ETS | 米国 | 1979 |
IELTS | ブリティッシュカウンシル | 英国 | 1989 |
英語検定試験のまとめ
Q:大学受験の英語で、外部民間試験がたくさんあるのですが、プロ家庭教師のおすすめは何ですか?
A:日本の学校に通っているのであれば、英検(日本英語検定協会)がおすすめです。英検のテストは日本の学校英語のカリキュラムと整合性があるので、日本の学校に通いながら勉強しやすいです。英検3級で公立中学卒業、英検2級で公立高校卒業の学力に相当します。
Q:あまり真面目に勉強して来なかったので、英語の学力がありません。推薦・AOで一発逆転したいのですが、どの資格試験がよいですか?
A:短期間で得点を挙げたいのであればTOEICが簡単です。TOEICはもともとビジネスマン向けの実用的な英語が背景ににありますので、速読力や反応力が重視されています。機械的な訓練で得点が上がります。
TOEFLは教育機関の留学生向けの学術的な英語が背景にありますので、読解力や表現力が重視されています。
Q:英語が得意で、学校の勉強だけでは物足りません。もっと勉強したいのですが、10代は何から勉強すればよいでしょうか?
A:まずは英検2級を取得しましょう。そのあとは、日本の大学志望ならプロ家庭教師に過去問演習講座を依頼してください。また、米国の大学志望ならTOEFLを、イギリスの大学志望ならIELTSの講座を依頼してください。
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