etc/skelとは 基礎入門解説
etc/skelとは 基礎入門解説
意味:etc/skel
(エトシースケル)とは、Linux(リナックスOS)の有名なファイルディレクトリの1つで、ユーザーの設定ファイルなどが置かれます。
解説:etc/skelディレクトリは、リナックス系OSに共通するファイルディレクトリで、FHS
(Filesystem Hierarchy Standard)という規格に準拠しています。
etcディレクトリには、テキスト形式の設定ファイルがまとめてあります。そのうち、etc/skelディレクトリには
.bash_logout
.bashrc
.profile
などのファイルが置かれます。これらのファイルはユーザーごとに設定するファイルなので、全体に設定するファイルとは区別しています。.bashrc
.profile
/etc/skelディレクトリ 新規ユーザーのひな型:
CentOSやUbuntuでは、/etc/skelディレクトリは、新規ユーザーのためのひな型になっています。/etc/skel 以下にディレクトリを作成しておくと、新規ユーザーが追加された場合に、homeディレクトリの下へ、同じ構成のディレクトリが自動で作成されます。パーミッションも、設定しておけば継承されます。
skel=skelton スケルトンディレクトリ:
skelは
skelton
(スケルトン)の省略で、「骨組み」や「骨格」などと日本語訳できます。多言語対応
日本語:etc/skel ひらがな えとしーすける カタカナ エトシースケル
英語:etc/skel
探究資料:
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