CentOS7でプログラムの場所を調べる方法で、whichコマンドのまとめ解説です。CentOS7ではさまさまなプログラムがインストールされ、コマンドを通じて仕事をしています。
例えばインストールしたばかりのCentOS7には「nslookup」と「vim」もあらかじめインストールされています。
「nslookup」と「vim」のファイルがどこにあるのか知りたい場合は、自分でひとつひとつのファイルを点検していけば、探すことができますが、あまり効率が良くありません。
そこでプラグラムの場所を特定するためにリナックスには「witch」というコマンドがあります。
【CentOS7 witchを使う】
CentOS7で「witch」コマンドを利用してみましょう。以下のように入力してください。
su -
which vim
su - でルートユーザーになります。プログラムの操作はルートユーザーの権限が求められることが多いですので、念のためにルートユーザーに切替しておきましょう。
which vim でプログラムが保存されている場所を探します。「which」というコマンドで「vim」というプログラムの場所を探します。
入力すると、以下のような行が現れます
/bin/vim
「bin」フォルダの下の階層に「vim」というフォルダがあるという意味です。
同じように、以下のように入力してください。
su -
which nslookup
su - でルートユーザーになります。プログラムの操作はルートユーザーの権限が求められることが多いですので、念のためにルートユーザーに切替しておきましょう。
「which」というコマンドで「nslookup」というプログラムの場所を探します。
入力すると、以下のような行が現れます
/bin/nslookup
「bin」フォルダの下の階層に「nslookup」というフォルダがあるという意味です。
プログラムの位置を理解することで、プログラムの設定がしやすくなります。
【参考文献】
DNS
linux プログラム管理 yumとapt
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