政治経済 用語集 法の支配と法治主義

政治経済 用語集 法の支配と法治主義

政治経済 用語集 法の支配と法治主義

政治経済 用語集 法の支配と法治主義

大学受験の政治経済のプロ家庭教師用語集の基本編です。法治主義と法の支配の違いについて、プロ家庭教師がまとめています。

難関国立大学(東大・京大)や難関私立大学(慶応・早稲田・MARCH)などの過去問テーマを分析して、大学受験の演習用問題集にしてあります。一問一答形式で基礎から学習できるので、参考書や本の代わりに、独学用の教材としても利用できます。

政治経済は、理論・事例の両面から出題されます。どちらにも例題・解答・解説があります。解答はデータ資料付きです。解説は、発想法・暗記のコツ・採点のポイントなど、実際に本番で使える技術をプロ家庭教師が解説しています。

対象は、社会が得意な中学・高校生・受験生・基礎から学び直したい社会人です。いつから政治経済の勉強を始めるかは、人によって異なりますが、勉強を始める時期は、高校1年生からじっくりと進めていくと楽になります。

政治経済の勉強方法として、プロ家庭教師に対策カリキュラム講座を指導依頼できます。

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政治経済 法の支配と法治主義

Q:政治経済で、法の支配と法治主義の違いは何ですか?
A:法の支配とは、法で権力者を支配する思想です。イギリスで生まれました。法治主義とは、法で国民を支配する思想です。ドイツ(ヨーロッパ大陸)で生まれました。要点をまとめると以下になります。

思想法の支配法治主義
よみほうのしはいほうちしゅぎ
発生イギリスドイツ
規制権力者国民
重点自然法実定法
悪法×



Q:法治主義と法の支配で、法規制の対象はどう違うのですか?
A:法の支配の規制対象は、権力者です。法律は権力者を規制します。法治主義の規制対象は、国民です。法律は国民を規制します。

Q:法治主義と法の支配で、自然法と実定法とは何ですか?
A:自然法と実定法は、法の性質について区分する用語です。自然法とは、人間の理性による普遍的な法と考えられ、実定法とは、政治を推進する手続きの法です。自然法は近代の啓蒙思想に近く、実定法は近代の官僚主義に近いです。

Q:法治主義と法の支配で、日本はどちらなのですか?
A:日本は法治主義が採用されています。

Q:法の支配は、現代にどのような影響を与えているのですか?
A:法の支配の思想が、成文化されたものが憲法と考えられます。

Q:法治主義は、どのような問題があるのですか?
A:法治主義は、形式に拘りすぎて、融通の利かない場合があります。悪法でも、制定される手続きが正しければ、法と考えます。悪法も法なりという格言があります。

Q:法治主義は、どのような利点があるのですか?
A:法治主義は、あらかじめルールが定められているので、権力者の行動が予測しやすいという利点があります。

(政治経済 用語集)

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