サンデーショックとは 受験日程に影響
サンデーショックとは 受験日程に影響
サンデーショックとは、中学受験用語の1つで、ミッション系の私立中学入試の日程が、主に宗教的な理由で変更となり、受験生に影響が出ることです。首都圏(東京都と神奈川県)の入試解禁日により、私立中学入試の日程が2月1日から2月3日に集中しているため、サンデーショックにより受験生全体の出願動向が変化します。
用語:サンデーショック
英語:Sunday Shock
別名:サンデーチャンス
解説:サンデーショックとは、私立中学校の入試日が、日曜日(つまりキリスト教の安息日)と重なった場合に、入試日が変更されることです。なぜ「ショック」と呼ばれるようになったのかは、諸説がありますが、入試日程の変更の影響が、広範囲に及ぶことにあるとする説が有力です。
サンデー「ショック」ではなくサンデー「チャンス」と呼ぶ人間もいますが、いずれにしても、「私立中学の受験日程がずれる」と覚えておけば大丈夫です。
【サンデーショック 誰に影響があるのか】
サンデーショックから直接的に影響されるのは、ミッション系の私立中学校の受験生です。受験日程そのものが変更されるので、本命校・併願校・安全校などを、再検討しなければいけなくなります。
サンデーショックから間接的に影響されるのは、志願者層の似ている中学校です。サンデーショックの影響を避けるために、志願者層が似ている中学校でも、日程を変更します。したがって、ミッション系の私立中学の日程変更を起点として、ドミノ倒しのように、他の私立中学も日程変更することになります。
【サンデーショック 対策】
私立中学は、例年秋頃には、試験実施概要をホームページで公表しますので、サンデーショックによる日程変更を事前に確認しておきましょう。
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