志望理由書 書き方 例文

中学受験の志望理由書の書き方と例文です。志望理由書(しぼうりゆうしょ)とは、中学受験の出願書類の１つで、保護者(親)が記入します。志望理由書はウェブ出願(インターネット出願)でも求められます。


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【志望理由書　書き方と例文】

中学受験の志望理由書の書き方と例文です。志望理由書(しぼうりゆうしょ)とは、中学受験の出願書類の１つで、保護者(親)が記入します。

志望理由書はウェブ出願(インターネット出願)でも求められます。


【中学受験 志望理由書を書く理由】

志望理由書を書く理由は、中学校が家庭の一般教養を確認するためです。

中学校は選抜により、教育環境の良い家庭の子供を、多く入学させたいと思っています。

子供の学力は入学試験で測定されますが、子供の家庭環境まではなかなかわかりません。

そこで家庭が最低限の教養を備えているかどうかを、志望理由書で確認します。(学習院女子中等科や慶應義塾中等科など、志望理由書に加えて保護者面接も課している中学校もあります)


【中学受験 志望理由書の文字数】

中学受験の志望理由書の文字数は、おおむね２００字から４００字です。


【中学受験 志望理由書の影響】

志望理由書は、大きな加点にはなりませんが、きちんと記入しておかないと、減点になると考えられています。

例えば子供の試験得点が同点であった場合は、志望理由書も合否判定に影響し、家庭環境の良い子供を優先していると考えられています。


【中学受験 志望理由書で気を付けること】

志望理由書で気を付けることは、正しい日本語で記入することです。

よくある添削事例は「言葉遣いの正しさ」です。

× 我が家から行きやすい

○ 自宅から通学しやすく

「我が家」という言葉はやや砕けすぎていますので「自宅」に直します。「行きやすい」という言葉は一般用語なので「通学」と教育用語に直します。


もう１つの添削事例は「文法の正しさ」です。

△ 息子は、貴校の文化祭に参加させていただき、強い憧れを抱きました。

○ 貴校の文化祭に参加させていただき、息子は強い憧れを抱きました。

主語の「息子は」が述語の「強い憧れを抱きました」から離れてしまい、読みにくい文章になっています。主語と述語をできるだけ近づけるように直すと、読みやすくなります。


【中学受験 志望理由書に書く内容】

志望理由書に記載する内容は、以下の５点です。

１：保護者の教育方針
２：子供ががんばってきたこと
３：学校の魅力
４：子供の将来像
５：入学への決意


【中学受験 志望理由書例文 保護者の教育方針】

例文：私は保護者として、他人の役に立ち、社会に貢献できるよう、娘を育てて参りました。

例文：私は保護者として、自分の個性を大事にし、他人の個性も尊重できるように、娘を育てて参りました。


例文：私は保護者として、規律のある生活を送るよう、息子を育てて参りました。

例文：私は保護者として、志を高く掲げ、日々に努力するよう、息子を育てて参りました。


【中学受験 志望理由書例文 子供ががんばってきたこと】

例文：娘は４歳からピアノを習い、日々に練習を積み重ねることの大事さを理解しました。

例文：娘は小学校では学級委員を務め、他人に奉仕することの価値を感じています。

例文：息子は６歳から中国語を習い、海外経験を通じて異文化への向学心を高めました。

例文：息子は小学校での科学研究を表彰され、より深く学びたい意欲を持っています。




【中学受験 志望理由書例文 学校の魅力】

例文：貴校の伝統を大切にする教育理念に、娘は強い共感を持ち、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○という発表に感激し、進学を決意しました。

例文：貴校の国際性豊かな教育理念に、娘は強く惹かれ、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○語での発表に感激し、進学を決意しました。

例文：貴校の卓越した教育実績に、息子は強く憧れ、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○の研究に感激し、進学を決意しました。

例文：貴校の卓越した教員や卒業生に、息子は強く影響を受け、秋の○○
祭に伺った折は、先輩方の○○の講演に感激し、進学を決意しました。


【中学受験 志望理由書例文 子供の将来像】

例文：娘は将来、文筆業に就きたいと願っております。

例文：娘は将来、国際交流の分野で活躍したいと考えております。

例文：息子は将来、国家資格の取得を目指しています。

例文：息子は将来、研究者として活躍したいと願っております。


【中学受験 志望理由書例文 入学への決意】


例文：娘と保護者は一致して、貴校で学び、素晴らしい青春を送りたいと望んでおります。

例文：息子と家庭は協力して、貴校で学び、充実した青春を送りたいと望んでおります。


【中学受験 志望理由書例文 まとめ】

例文：私は保護者として、他人の役に立ち、社会に貢献できるよう、娘を育てて参りました。娘は小学校では学級委員を務め、他人に奉仕することの価値を感じています。貴校の国際性豊かな教育理念に、娘は強く惹かれ、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○語での発表に感激し、進学を決意しました。娘は将来、国際交流の分野で活躍したいと考えております。娘と保護者は一致して、貴校で学び、素晴らしい青春を送りたいと望んでおります。


例文：私は保護者として、自分の個性を大事にし、他人の個性も尊重できるように、娘を育てて参りました。娘は４歳からピアノを習い、日々に練習を積み重ねることの大事さを理解しました。貴校の伝統を大切にする教育理念に、娘は強い共感を持ち、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○という発表に感激し、進学を決意しました。娘は将来、文筆業に就きたいと願っております。娘と保護者は一致して、貴校で学び、素晴らしい青春を送りたいと望んでおります。


例文：私は保護者として、規律のある生活を送るよう、息子を育てて参りました。息子は６歳から中国語を習い、海外経験を通じて異文化への向学心を高めました。貴校の卓越した教員や卒業生に、息子は強く影響を受け、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○の講演に感激し、進学を決意しました。息子は将来、国家資格の取得を目指しています。息子と家庭は協力して、貴校で学び、充実した青春を送りたいと望んでおります。


例文：私は保護者として、志を高く掲げ、日々に努力するよう、息子を育てて参りました。息子は小学校での科学研究を表彰され、より深く学びたい意欲を持っています。貴校の卓越した教育実績に、息子は強く憧れ、秋の○○祭に伺った折は、先輩方の○○の研究に感激し、進学を決意しました。息子は将来、研究者として活躍したいと願っております。息子と家庭は協力して、貴校で学び、充実した青春を送りたいと望んでおります。




【参考文献】

教育法制 中学受験