中学受験カリキュラム　小学４年

小学４年生(１０歳)は、練習期です。中学受験カリキュラムを習得するために、塾通いが始まります。この時期には、以下のことに注意するとよいでしょう。

塾選び
通塾生活
時間管理

塾選びについては、ていねいにしておきたいです。塾の合格実績・サービスは、事前に調べておけばわかります。しかし、実際に始まってみなければ、わからないこともたくさんあります。

塾と子供の相性や、他の家庭とのお付き合いも考慮したいです。塾選びには、家庭の方針がはっきりと反映されます。いきなり大手の進学塾に通う子供もいますし、通いやすい近所の中小塾に通う子供もいます。塾選びには、家庭の方針がはっきりと反映されます。成績が上がらず、子供も宿題をしていないようなら、転塾をおすすめします。

また、掃除がいい加減で、衛生状態が悪い校舎の場合は、同じ塾でも別の校舎に移動したほうがよいでしょう。

小学校４年生では、通塾生活に慣れることも、目標です。通塾日数は、まだ多くなく、どこの塾でも通塾日は週２日から週３日ぐらいが相場です。他の習い事とも両立できる時期です。

また、早いうちに塾通いを始めていると、塾の友達ができるという面もあります。

気を付けるべき点は、夜遅くの繁華街や、交通機関の混雑です。移動が、子供の負担になっていないか、確認しましょう。子供に疲労がたまり、生活習慣が乱れてきたら、どこかに負担がないか探しましょう。

時間管理については、さまざまな物事を平行して進められるようになっておきたいです。

小学４年生になると、塾のカリキュラムと公立小学校のカリキュラムには、少しづつ差が生まれてきます。学校の宿題と塾の宿題をともに仕上げられるように、1週間を計画的に過ごせるようになりたいです。

そうすれば、５年生から増大していく宿題にも、安心して向かうことできます。また、この時期に子供の管理能力を育てることで、１年先・２年先の保護者の負担も減らすことが出来ます。学校＋塾の４科目の宿題を、しっかりと仕上げられる体制を整えましょう。