光子(こうし) フォトン photon 電磁波の粒子
光子(こうし) フォトン photon 電磁波の粒子
用語:光子 (こうし)
英語:Photon
別名:フォトン
解説:光子とは、物質を構成する最小単位である素粒子の1つで、光などの電磁波を担当する素粒子です。学習の順番では、中学校の物理では、物質の最小単位として原子(げんし)を学習します。高校の物理では、原子をさらに分割して中性子(ちゅせいし)・陽子(ようし)・電子(でんし)を学習します。大学の物理では、さらに分割して素粒子を学習します。生徒が混乱しやすいのは、物質の最小単位を、まずは「原子」として教わるからです。確かに、人類が「原子」を物質の最小単位と考えていた時期はありますが、知識が更新されて、現在では「素粒子」が物質の最小単位と考えられています。素粒子として光子を設定することで、電力・磁力・光などの現象を、説明できるようになりました。光子の質量はゼロなので、空間を超高速で移動できます。
体系:物質 (Substance) > 単体 (Simple substance) > 原子 (Atom) > 原子核 (Atomic nucleus) > 素粒子 (Fundamental particle) > ボゾン粒子 (boson particle) > 光子 (Photon)
技術:家電製品 エレクトロ二クス 照明技術 イルミネーション技術
探究:物理学のうち、素粒子物理学(そりゅうしぶつりがく)という分野で、光子を研究しています。
機関:欧州原子核研究機構 European Organization for Nuclear Research CERN サーン
歴史:
年代 | 人名 | 業績 |
---|---|---|
1900 | マックスプランク | 光が波動性と粒子性を同時に持つと提唱 |
光は波でありかつ粒子でもある | ||
1905 | アインシュタイン | 光子を提唱。光を吸収して電子を放出する光電効果を説明 |
光はエネルギーである |
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