サルのことわざ
サルのことわざ
サルのことわざをまとめています。
サルは、漢字で猿や申とも書かれます。
サルは、エンという別名もあります。
サルは、人間と似ている動物として描かれます。猿は木登りが得意で、運動能力は評価されていますが、知能が単純なので、しばしば人間から笑い者にされています。また、まわりを笑わせる人間も、猿と呼ばれることがあります。
サルのことわざをまとめています。
サルは、漢字で猿や申とも書かれます。
サルは、エンという別名もあります。
サルは、人間と似ている動物として描かれます。猿は木登りが得意で、運動能力は評価されていますが、知能が単純なので、しばしば人間から笑い者にされています。また、まわりを笑わせる人間も、猿と呼ばれることがあります。
【犬と猿】
ひらがな:いぬとさる
意味:とても仲が悪いこと。犬と猿は相性が悪いこと。犬猿の仲ともいう。
例文1:あの二人が顔を合わせると必ず喧嘩になる。今では犬と猿だと有名だ。
例文2:犬と猿というけれど、私と姉は姉妹なのにお互いが好きではなく、顔を合わせると必ず言い争いになる。
【木から落ちた猿】
ひらがな:きからおちたさる
意味:頼りを失ってしまったこと。木から落ちたサルには自分を守るものがないこと。
例文1:一緒に頑張ってきた監督さんが解任されて、新しい監督が決まったらしいのですが、かわいそうなのは選手達でまるで木から落ちた猿に見えました。
例文2:今は木から落ちた猿でも、怪我しているわけではないのですから、これを良い機会に人を頼りにせず自分で何が出来るか考えてみるのもいいのではないでしょうか。
【猿に烏帽子】
ひらがな:さるにえぼし
意味:似合わないこと。見かけだけで、中身がないこと。烏帽子は平安時代の帽子のこと。
例文1:背広姿が似合わないね。猿に烏帽子だな。新人だからしかたないか。しばらくすれば板についてくるよ。
例文2:論文のテーマは良いが、文章は猿の烏帽子としかいいようがなく、もう少し構成を検討したほうがいいと思います。
【猿に絵馬】
ひらがな:さるにえま
意味:相性がとてもよいこと。馬は猿の守護神であること。絵馬は神社に願いを掛けるときに、文字を書く木の板のこと
例文1:今の部長と課長は、猿に絵馬、最高の組み合わせでやる気も出るし快適な職場です。
例文2:桜が満開ですね。お弁当広げて日本酒で一杯なんて、猿に絵馬ですね。
【猿の尻笑い】
ひらがな:さるのしりわらい
意味:自分の欠点に気づかずに、他人の欠点を笑うこと。猿が自分のお尻が赤いことに気づかずに、他の猿の尻が赤いことをばかにすること。
例文1:彼はいつも同僚を馬鹿にしているが、それは猿の尻笑いというものだ。
例文2:僕は今日は遅刻をしなかったけれど、彼は遅刻をしたねと言ったら、友人には猿の尻笑いだと言われてしまった。
【猿も木から落ちる】
ひらがな:さるもきからおちる
意味:すぐれた専門家でも、ときには失敗することもあること。木登りが上手な猿でも、ときには誤って木から落ちること。
例文1:彼が鉄棒を失敗するなんて、猿も木から落ちるだ。
例文2:料理上手な君が、味付けを失敗するなんて、猿も木から落ちるだよ。
【見ざる聞かざる言わざる】
ひらがな:みざるきかざるいわざる
意味:都合の悪いことは、見ない、聞かない、言わないほうがいいということ。目・耳・口をふさいでいる三匹の猿のこと。徳川家康の日光東照宮にある見猿・聞か猿・言わ猿のこと。
例文1:彼は面倒なことになると、見ざる聞かざる言わざるで関わろうとしない。
例文2:母はいつも近所の人とうわさ話をしているけれど、見ざる聞かざる言わざるでいることが賢いのではないかと思う。
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