我の慣用句

我の慣用句

我の慣用句

我の慣用句

我にまつわる慣用句をまとめています。

我は「が」「われ」と読みます。

我には、人間のこだわり・人間の意識という意味があります。

我が強いと、こだわりが強くなり、我を通すと、自分の意見を通すことになり、我を忘れると、意識がなくなり、我に返ると、意識が回復していつもの自分になります。

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慣用句 我

【我が意を得たり】

ひらがな:わがいをえたり
意味:ものごとが自分の考えや気持ちとぴったり合っているということ。自分の思い通りになって気分がよいこと。
例文1:新聞の購読者の投稿に、自分と同じような意見が書いてあり、我が意を得たりと心の中で思い、にやりとしました。
例文2:会議での提案事項に、社長は、我が意を得たりとうなずきました。


【我関せず】

ひらがな:われかんせず
意味:自分には関係がく、自分の責任ではないこと。
例文1:子供が泣いているのに、通行人は、我関せずと去っていきました。
例文2:家族写真を撮ろうとしたら、ペットの猫が、我関せずといった風で、写っていた。


【我が強い】

ひらがな:ががつよい
意味:自分の方針に忠実で、あまり他人の注意を受け入れないこと。
例文1:君は我が強いからもっとすなおに人の意見を聞いたほうがいいよ。
例文2:がんこな祖父は自分が間違っていても、我が強いのであやまらない。


【我に返る】

ひらがな:われにかえる
意味:気絶していた人の意識が回復すること。物事に夢中になっていた人が、現実の姿に気づくこと。
例文1:ひとしきり泣いて我に返ったのか、夫は恥ずかしそうに下を向いて黙っている。
例文2:気持ちよさそうに僕になでられている猫が、ふと我に返り、天井に向けて飛びあがった。


【我を折る】

ひらがな:がをおる
意味:まわりに合わせて、自分の考えを曲げ、相手の考えの通りにすること。
例文1:祖父は頑固だが、我を折って僕の意見を聞いてくれた。
例文2:彼が社長に就任して、その能力をいかんなく発揮したら、反対派も我を折らざるを得ないだろう。


【我を通す】

ひらがな:がをとおす
意味:まわりに合わせては、自分の考えを変えないで、押し通すこと。
例文1:兄は、こうと祖父は頑固だが、我を折って僕の意見を聞いてくれた。いったら、どんなことをしてでもきっと我を通すことでしょう。
例文2:自分の家では、君の理論で我を通すことができたかもしれないが、一歩、家の外に出たら、その理論は通じないと思う。


【我を張る】

ひらがな:がをはる
意味:自分の考えや主張を押し通すこと。
例文1:彼女は末っ子だからなのか、取るに足らないことにも我を張ることがある。
例文2:私は我を張ることをあきらめ、どうにでも、二人の都合の良いようにしたらいいと思い始めた。


【我を忘れる】

ひらがな:われをわすれる
意味:じぶんを忘れるほど、ものごとに心を奪われること。
例文1:彼の事故の知らせを聞き、我を忘れて泣いた。
例文2:この年になって我を忘れて、漫画にのめりこむとは思わなかった。

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