カエルのことわざ

カエルのことわざ

カエルのことわざ

カエルのことわざ

カエルのことわざをまとめています。

カエルは、漢字で蛙とも書かれます。

カエルは、カワズやアという別名もあります。

カエルは、のんびりとしたマイペースな生物とされ、井戸の中に住んで、世間知らずだと思われています。また、カエルの態度が太々しいのか、顔に水を掛けても平気だと思われているようです。

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ことわざ カエル

【井の中の蛙大海を知らず】

ひらがな:いのなかのかえるたいかいをしらず
意味:自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて自分の乏しい見聞にこだわってしまうこと。世間知らずなこと。
例文1:この程度の知識をひけらかして得意になっているようじゃ、井の中の蛙大海を知らずだよ。
例文2:自分の専門分野にこだわっていると知識が偏ってしまい、井の中の蛙大海を知らずになってしまう。
出典:荘子



【蛙の子は蛙】

ひらがな:かえるのこはかえる
意味:親が凡人であれば、親に似た子供も凡人にしかならないというように、子どもの才能や能力は親に似るということのこと。
例文1:子供に無理な期待をかけずに、まずはカエルの子はカエルと思って接しなさい。
例文2:夢を持つことは良いことですが、子供達には、蛙の子は蛙なのだから自分の力を過信せずに努力をしなさいと言い聞かせています。


【蛙の面に水】

ひらがな:かえるのつらにみず
意味:どんなひどい目にあっても、顔色を変えることなく、平然としていること。カエルにどれだけ水をかけても平然としていること。
例文1:娘は気が強く、いくら注意しても蛙の面に水で全然懲りてない。
例文2:彼は何を言っても、蛙の面に水なので別れることにした。


【井蛙の見】

ひらがな:せいあのけん
意味:世間知らずで物事の見方が狭いこと。井蛙は、井戸のなかのカエルのこと。
例文1:この程度の知識をひけらかして得意になっているようじゃ、井蛙の見だよ。
例文2:自分の専門分野にこだわっていると知識が偏ってしまい、井蛙の見になってしまう。
出典:荘子



【蛇に睨まれた蛙】

ひらがな:へびににらまれたかえる
意味:おそろしいものや、強いものを前にして、怖くて体が動かないこと。カエルがヘビに睨まれると、恐ろしさのあまり身動きできなくなること。
例文1:彼は先生に見つかったとたんに、蛇に睨まれた蛙のように動きを止めた。
例文2:兄は隠していた成績表を母に発見されて、蛇に睨まれた蛙のようにそこから動けずにいる。


【蛇が蛙を呑んだよう】

ひらがな:へびがかえるをのんだよう
意味:細長い物の途中がふくれあがって、格好が悪いこと。ヘビがカエルを飲み込むと、胴体の一部がふくらみ、不格好になること。
例文1:1列のはずの行列が、そこだけ乱れて人が固まってしまい、蛇が蛙を呑んだようだ。
例文2:蛇が蛙を呑んだように見えるあの膨らんだところに、何かが詰まっているとのことだった。

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