イギリス英語 対 アメリカ英語

イギリス英語 対 アメリカ英語

イギリス英語 対 アメリカ英語

イギリス英語 対 アメリカ英語

この記事は、新しい記事へ更新されました。





英語には、イギリス英語とアメリカ英語があります。英語を公用語として採用している国でも、それぞれに歴史があり、イギリス英語かアメリカ英語のどちらかを用いています。

イギリス英語とアメリカ英語がどのように違うのか、確認していきましょう。

スポンサーさん

スペル

イギリス英語とアメリカ英語の違いに、英単語のスペルがあります。

例えば center (名詞 中心という意味) は日本の学校教科書にも登場しています。

ところが、さまざまな辞書を調べてみると、辞書によっては centre というスペルで記載されています。

centrecenter は、意味は同じですが、スペルが異なります。

centreがイギリス英語のスペルcenterがアメリカ英語のスペル です。

もともとはイギリス英語で centre と書いていたのですが、アメリカ英語では、わかりやすいように center とスペルを変えました。

イギリス英語とアメリカ英語を比較すると、アメリカ英語はより簡単なスペルを採用する傾向があります。

発音

イギリス英語とアメリカ英語は、スペルが同じでも、発音が異なる場合があります。

例えば、日本の学校教科書では 助動詞Can が2つの発音で紹介されています。

【発音記号】kən
【カタカナ】カーン

【発音記号】kæn
【カタカナ】キャン

どちらも意味は同じで「○○できる」ですが、発音は異なります。
kənと発音するのがイギリス英語で、kænと発音するのがアメリカ英語です。

教科書では2つの発音があるとだけ説明されますが、イギリス英語とアメリカ英語には、発音の差があることを、理解しておきましょう。

ちなみに、英語試験の「正しいリスニング」や「正しいスピーキング」においても、イギリス英語とアメリカ英語の差は、考慮されています。

文法

イギリス英語とアメリカ英語では所有(~を持っている)の have も違う文法になることがあります。

【イギリス英語】  I have got two sisters.
【アメリカ英語】  I have two sisters.

【イギリス英語】 Have you got ~ ?
【アメリカ英語】 Do you have ~?

【イギリス英語】  I have got nothing to do!
【アメリカ英語】  I have nothing to do!

アメリカ英語では have は一般動詞として用いられています。日本の英語の教科書にも、こちら採用されています。ところが、イギリス英語では have は助動詞のように用いられています。

2つのEnglish

イギリス英語とアメリカ英語を、しっかりと区別したい場合は、イギリス英語を British English と呼び、アメリカ英語を American English と呼びます。

イギリス英語の辞典として、有名なものにオックスフォード (Oxford Dictionary) があります。

アメリカ英語の辞典として、有名なものにメリアム・ウェブスター (Merriam Webster)があります。

英語教材を選ぶ場合には、 どちらの英語が用いられているのか、確認してみましょう。

日本の英語教科書

日本の学校教科書は、アメリカ英語が中心です。1部にイギリス英語も含まれています。

英語学習においては、国・地域によってさまざまなスペルがあり、アクセントも異なる場合があることを、理解しておきたいです。

イギリス英語 対 アメリカ英語 まとめ

スペル

【イギリス英語】 centre
【アメリカ英語】 center

発音
【イギリス英語】 kən カーン
【アメリカ英語】 kæn キャン

文法
【イギリス英語】 I have got two sisters.
【アメリカ英語】 I have two sisters.

文法用語
イギリス英語  British English
アメリカ英語  American English

日本の英語教科書はアメリカ英語が中心 +1部にイギリス英語

スポンサーさん