高校受験 古文 勉強方法 順番

高校受験の古文を上達させるために、勉強の順番を解説しています。

カリキュラムの習得にどれだけ時間がかかるのか、目安となる学習時間も記載しています。

【古文常識】　４時間
【古文単語】　１０時間
【古文文章】　１５時間
【模試挑戦】　３時間
【過去問題】　３時間


【総学習時間】　３５時間

いきなり古文文章を読まずに、まずは古文世界の常識を覚えます。

現代文と古文の違いとして、以下の５点を押さえます。

歴史的仮名遣い
月・日・時間
係助詞
呼応の副詞
文法


学習時間の目安は４時間です。

高校受験に必要な古文単語は２００語ほどです。

１０語づつを１セットにして、覚えていきましょう。
１０語--１セット--３０分なら、２００語--２０セット-６００分で、古文単語は覚えられます。学校に通いながらでも、1カ月ぐらいで終えられるはずです。

高校受験に必要な英単語が２０００語ほどですから、古文単語２００語はあっという間に覚えられます。

古文単語が完成したら、古文文章を読んでいきます。古文を読みながら、自分で現代文へ訳してみます。完璧な訳を求めるのではなく、あくまで自分がどこまで理解できているかを確認しながら、訳していきましょう。
自分の訳が完成したら、模範解答の訳と比較してみてください。文章を解釈する力がつきます。

ここで、うろ覚えの古文単語やあいまいな文法があれば、復習しておきます。

１本の古文文章を訳して、解答を読むまで１時間を目安に勉強しましょう。古文文章を１５本まで仕上げたら、古文世界の理解が深まっているはずです。

古文が読めるようになってきたら、各地で開催されている模試に挑戦しましょう。
模試は、学校の定期試験とは違い、本番の受験とそっくりに作成されていますので、自分の実力を客観的なデータで見ることができます。


おすすめの模試

志望校の過去問を解きます。
高校受験の古文は、１年分の解答時間の目安を、１０分から１５分にします。
時間を計りながら、解答用紙を埋めます。
丸付けをして、間違えた問題は解説を読みましょう。
志望校の過去問を５年ほど解くと、学校ごとの傾向が見えてきます。

古文の勉強方法がわからなくなったり、なかなか成績が上がらない場合は、プロ家庭教師にご依頼ください。

自分１人で悩むよりも、経験のある人間に相談したほうが、早く解決します。