転塾(てんじゅく)とは、中学受験用語の1つで、塾を変えることで、児童の学習環境を改善することです。児童の発達速度に合わせて、ふさわしい学習環境は変化していきます。自宅学習・塾の集団指導・家庭教師の個人指導などを含めて、一人一人をていねいに見て、転塾を判断しましょう。
用語:転塾(てんじゅく)
英語:Transfer School
別名:塾変え(じゅくがえ)
解説:転塾(てんじゅく)とは、中学受験用語の1つで、塾を変えることで、児童の学習環境を改善することです。
転塾にはいくつかの理由がありますが、大きく分けて「通学が負担」・「日程が合わない」・「カリキュラムが合わない」・「指導が合わない」などがあります。
【転塾の理由 通学が負担】
塾に通学すること(
通塾とも呼びます)は、負担になります。塾が近くにあればよいのですが、塾が遠方にあれば、通学時間が掛かります。さらに、学校と塾との往復移動に加えて、教材や食事の準備なども、体力を消耗します。時間や体力の面で、負担を大きく感じた場合は、個別指導やオンライン指導へと切替しましょう。
【転塾の理由 日程が合わない】
集団塾は日程が決まっています。例えば、「月水金曜日」や「火木土曜日」などです。複数の習い事を掛け持ちしている児童は、日程調整が難しくなると、転塾を検討します。
【転塾の理由 カリキュラムが合わない】
カリキュラムが合わずに、児童の試験成績が伸び悩んでいる場合は、転塾を検討します。
【転塾の理由 指導が合わない】
担当の先生や、クラスの雰囲気が合わない場合は、転塾を検討します。