中学受験は、低年齢化が進んでいます。中学受験の本格期は、理科科目・社会科目の始まる小学5年生(10歳から11歳)ですが、近年は、進学塾で小学3年生や小学4年生の講座も開講しています。幼児教育の流行もあり、低年齢化の流れは今後も継続しそうです。
用語:低年齢化(ていねんれいか)
英語:Lowering Age
別名:早熟化(そうじゅくか) 発達加速(はったつかそく)
解説:中学受験の低年齢化とは、2つの意味があります。
1つめは、中学受験カリキュラムの早期
2つめは、開始年齢の前倒しです。中学受験の本格期は、理科科目・社会科目の始まる小学5年生(10歳から11歳)ですが、近年は、進学塾で小学3年生や小学4年生の講座も開講しています。小学3年生や小学4年生であれば、体力面にまだ不安がありますし、国語の「小学校漢字」は修得していません。したがって、小学3年生と小学4年生は、本格的な学習というよりは、「学習習慣の確立」や「通塾に慣れる」という効果に期待すべきでしょう。