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低年齢化 小学3年生(9歳)と4年生(10歳)


中学受験は、低年齢化が進んでいます。中学受験の本格期は、理科科目・社会科目の始まる小学5年生(10歳から11歳)ですが、近年は、進学塾で小学3年生や小学4年生の講座も開講しています。幼児教育の流行もあり、低年齢化の流れは今後も継続しそうです。

用語:低年齢化(ていねんれいか)
英語:Lowering Age
別名:早熟化(そうじゅくか) 発達加速(はったつかそく)
解説:中学受験の低年齢化とは、2つの意味があります。

1つめは、中学受験カリキュラムの早期しゅうと、過去問演習の充実です。1990年代まで、中学受験カリキュラムの基礎部分の履修は、「小学6年生の夏休み前」でしたが、2020年代では「小学5年生の終わり」へと、前倒しになりました。基礎知識の導入を早めに終えて、その分、過去問演習に時間を当てるようになりました。

2つめは、開始年齢の前倒しです。中学受験の本格期は、理科科目・社会科目の始まる小学5年生(10歳から11歳)ですが、近年は、進学塾で小学3年生や小学4年生の講座も開講しています。小学3年生や小学4年生であれば、体力面にまだ不安がありますし、国語の「小学校漢字」は修得していません。したがって、小学3年生と小学4年生は、本格的な学習というよりは、「学習習慣の確立」や「通塾に慣れる」という効果に期待すべきでしょう。

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