単語:寝待月 (ねまちづき)
別名:寝待月(ねまちづき) 寝て待つ月 臥待月(ふしまちづき) 十九日の月(じゅうくにちのつき) 月の和名
解説:寝待月とは、居待月の後の、月齢19日の月です。月の出る時間は、望月を過ぎると、次第に夜遅くへと移っていきます。人間の視点からは、月が出るのを待つことになります。。その月を待つ姿勢から、立待月・居待月・寝待月・更待月という言葉が生まれました。寝待月の由来は、「月の出が遅いので今かと今かと人間が座りながら待っていたが、そのうちに疲れて寝てしまった」です。寝待月の見える時間は、夜更けから朝方までなので、月見の対象としては、やや遅くなってしまう感があります。