単語:立待月 (たちまちづき)
別名:立待月(たちまちづきづき) 十七日の月(じゅうななにちのつき) 立って待つ月 月の和名
解説:立待月とは、十六夜の後の、月齢17日の月です。月の出る時間は、望月を過ぎると、次第に夜遅くへと移っていきます。人間の視点からは、月が出るのを待つことになります。その月を待つ姿勢から、立待月・居待月・寝待月・更待月という言葉が生まれました。立待月の由来は、「月の出が遅いので今かと今かと人間が立ちながら待っている」です。立待月の見える時間は、夜から朝方までなので、月見の対象としては、やや遅くなってしまう感があります。