敬語法 謙譲語(けんじょうご)>古文文法>古文

この記事 > 古文文法 > 古文
作成 更新

敬語法 謙譲語(けんじょうご)


古典文法の敬語法で、謙譲語(けんじょうご)の解説です。謙譲語の種類・意味を、学習します。

謙譲語とは、動詞で、動詞の受動(じゅどう)へ、敬意が表現され、大切な存在であると暗示します。謙譲語は、「動作をされる人が大事」と覚えましょう。

例えば、謙譲語の動詞「申す(まをす)」は、平常語では動詞「言ふ」であり、言葉を受動に話される人間へ、敬意を表現します。言葉を能動に話す人間へは、敬意を表現しません。

どのような存在に敬意を払うべきなのかは、敬語名詞に注目するとわかりやすいです。

例えば、敬語名詞「中宮(ちゅうぐう)」は、帝の妃を意味し、文章中で敬意を払うべき存在として描かれます。


【古文 謙譲語 入門】


能動(のうどう)受動(じゅどう)動詞敬語法
白猫が大臣へ申す謙譲語
大臣が白猫へ言ふ平常語


大臣が、受動的に、白猫から、話されるときには、平常語「言ふ」が謙譲語「申す」へ変化します。
白猫が、受動的に、大臣から、話されるときには、平常語「言ふ」が謙譲語「申す」へ変化しません。

古文では、同じ文章内で、敬語は統一して用いられます。文章の途中で、いきなり謙譲語を用いたり、いきなり用いなくなったりはしません。



プロ家庭教師の古文教材で、指導歴10年以上の講師が執筆しています。


【科目】


古文(古典)


【領域】


古文文法(こぶんぶんぽう)


【対応カリキュラム】


公立中学高校古典+大学受験古典


【教材プリントダウンロード 小テスト用】


古文小テスト 無料ダウンロード 一覧


【対象生徒】


大学受験生(国公立高校生+私立中高一貫校生)
高校受験生



【プロ家庭教師 依頼可能】


古文の文法対策講座を、プロ家庭教師に指導依頼できます。


全文を読む


古文単語

古文文法

古文作品

古文人物

過去問

中学受験講座

高校受験講座

大学受験講座

社会人講座