単語:diverse
意味:多様な (たような)
語感:Both (どちらも) Formal (フォーマル) Casual (カジュアル)
品詞:Adjective (形容詞) > Attributive adjective (限定形容詞) + Predicative adjective (叙述形容詞)
解説:英単語 diverse の語源は「それぞれが異なっている」です。そこから「多様な」と日本語訳されています。
Diverse group は、multicultural (マルチカルチュラル 多文化) や multilingual (マルチリンガル 多言語) の集団を意味します。例えば Our group is diverse と書いてあったら「色々な地域出身の、色々な人種がいて、色々な言語を話せる集団」という意味になります。
diverse は、Gender-free (ジェンダフリー 性別に依存しないこと) の場面でも、用います。
発音:daɪˈvɜːs dɪˈvɜːs
カナ:ダイバース ダイヴァース ディヴァース
例文:
英文:The industry is beginning to recognize the need for diverse workforce.
日文:経済界は多様な労働力の必要を、認識し始めています。 ---早稲田大学教育学部2019問題3改---
解説:diverse は「異なる能力を持つ」という意味があります。この文章では diverse workforce で「年齢・経歴・能力の多様な労働力」を意味しています。
英文:The researchers recruited 240 racially and economically diverse adults to participate in the study.
日文:研究者たちは、研究に参加するための、人種的・経済的に多様な、成人240人を募集しました。 ---慶應義塾大学(慶応大学)環境情報学部2019問題2---
解説:diverse は「異なる属性を持つ」という意味があります。この文章では racially diverse で「ヨーロッパ系・アフリカ系・アジア系などの広い人種」を意味し、economically diverse で「富裕層から貧困層までの所得階層」を意味しています。
語源:ラテン語 diversus (方向が異なる) ⇒ 英語 diverse (意見の異なる) ⇒ 英語 diverse (多様な)
熟語:
Diverse minorities ⇒ 多様な少数派 ⇒ 人材が豊かな
Diverse backgrounds ⇒ 多様な背景 ⇒ 出身地域に広がりのある
派生:
diverse (多様な) + ly (形容詞の副詞化) ⇔ diversely (ダイバースリー 多様に)
diverse (多様な) + ty (形容詞の名詞化) ⇔ diversity (ダイバーシティ 多様性のあること) > Noun (名詞) > Uncountable noun (不可算名詞)
対義:similar (シミラー 似ている) uniform (ユニフォーム 定型の)
類義:many mixed various
用法=使い方:
diverse と many の違い:
diverse ⇒ 種類が多い ⇒ リンゴとミカンとバナナがあれば Diverse foods
many ⇒ 数量が多い ⇒ リンゴだけが100個あれば Many apples ⇒ Diverse apples とは言えない
diverse と mixed の違い:
diverse ⇒ 元々は異なるものが集まっている ⇒ 1つの1つの存在は完全には混ざらなくてよい ⇒ 違いを許している
mixed ⇒ 元々は異なるものが集まっている ⇒ 1つの1つの存在を合体して混ぜる ⇒ 統一を目指している
diverse と various の違い:
diverse ⇒ 異なるものを尊重する ⇒ 1つ1つの物事の差に注目している
various ⇒ 種類がたくさんある ⇒ 全体の種類の多さに注目している