雀の子のねず鳴きするにをどり 現代日本語訳>古文作品>古文
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雀の子のねず鳴きするにをどり 現代日本語訳
【古文】
:雀の子の、ねず鳴きするに、をどり来る。
【現代語訳】
子供の雀(すずめ)が、ネズミの鳴き声がするのか、踊りながら来る。
【品詞分解】
:
雀 の 子 の ねず鳴き する に をどり 来る 。
【文法解説】
:
雀(名詞) の(格助詞 連体修飾) 子(名詞) の(格助詞 主語) ねず鳴き(名詞) する(動詞 す 連体形) に(助詞 変化) をどり(動詞 おどる 連用形) 来る(動詞 来 連体形)
【文章解説】
:
この文章は、清少納言のうつくしきもの(愛らしいもの)の定義です。枕草子には「ものの段」という文章があり、どのようなものが、どのような感性に訴えかけてくるのか、清少納言が執筆しています。