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段(たん) 尺貫法 古典世界の長さ


単語:
かな:たん
意味:段(たん)とは、古典世界における長さの単位です。明治時代にはメートル法が施行されましたが、それ以前、江戸時代には尺貫法(しゃくかんほう)が、長さの単位として採用されていました。尺貫法の1段(いったん)は、メートル法の約11メートルです。



【メートル法は科学 尺貫法は身体感覚】


メートル法と合わせて、尺貫法をいまだに用いる業界があります。その理由は、尺貫法が人間の身体感覚を反映した単位だからです。

例えば、1尺(いっしゃく)とは、「人間の腕の長さ」であり、1間(いっけん)とは「人間の寝転ぶ長さ」です。

1段(いったん)とは6間(ろっけん)であり、「人間6人の寝転ぶ長さ」だと直観的に理解できます。




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