ダニ だに 性質対策 掃除方法 駆除技術>農学>自然科学

この記事 > 農学 > 自然科学
作成 更新


生物ダニ (だに)
英語mite  tick
学名:アルカニダアカリ (Arachnida acari)
和名:壁蝨(だに) 蜱(だに) ごさらぎ さらげ しだりめ たにこ たのほじ たんじろう だんにゃま ふつみ やえ
分類真ダニ(まだに)科  塵ダニ(ちりだに)科  ダニ(だに)目  ダニ(だに)亜綱  蜘蛛(くも)綱  鋏角(きょうかく)亜門  節足動物(せっそくどうぶつ)門  動物界  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン
原生地:温暖湿潤気候 温かく湿った地域 動物の皮膚
ダニの性質:ダニとは、節足動物門の蜘蛛綱に分類され、クモやサソリと同じ生物集団です。ダニは昆虫とは異なる集団です。したがって、クモが生息できる場所があれば、ダニも生息できると考えましょう。例えば、室内の角や収納の奥などに、ダニは生息します。
害虫として気を付けたいダニは、家具に生息するヒョウヒダニ人を咬むツメダニ動物の血を吸うマダニの3種類です。
ダニの被害:ダニの被害は、痒み・肌荒れ・アレルギーなどです。ヒョウヒダニの死骸は、掃除しないと、アレルギーで肌が荒れます。ツメダニは、人を咬み、肌が痒くなります。マダニは、動物の肌から吸血し、病気を伝染します。
温度:繁殖のために、20℃から30℃の環境が必要です。
湿度:湿度60%から80%を好みます。
季節:日本列島では梅雨から夏を目安に、活発に活動します。夏休みが終わりそうになったら、ダニ対策を実施する時期です。
ダニの環境対策:
ダニの発生場所は、繊維製品(ソファ・カーペット・ラグマット・クッション・ベッド・布団・枕・毛布・繊維・ファブリックなど)です。
ダニの発生順序は、まずヒョウヒダニが増えて、そこから、ヒョウヒダニを餌にしてツメダニが増えます。まずはヒョウヒダニが増えないように、環境対策をしましょう。
ヒョウヒダニの環境対策 有機物を減らす:
ヒョウヒダニの餌は、人間の老廃物(フケ・アカ・アセ)・食品(おやつの食べこぼし)・粉塵(チリ・ホコリ)・有機物などです。これらの餌をなくすことで、ヒョウヒダニを押さえこむことができます。
そのためには、繊維製品に重曹を撒き、数時間を待ってから、掃除機をかけていきます。
国産重曹炭酸水素ナトリウム. 1Kg.

レイコップ布団クリーナー.

重曹 ($NaHCO_3$) はアルカリ性で、人体の老廃物と反応し、汚れを浮かせます。そこから、掃除機で、汚れを一掃していきます。
ヒョウヒダニの環境対策 シーツカバーを交換する:
ヒョウヒダニは、繊維製品の表面だけでなく、繊維製品の奥にしがみついています。したがって、ソファやベッドへ、あらかじめシーツカバーを掛けておき、そこへダニをしがみつかせてから、洗濯します。
ヒョウヒダニの弱点は、乾燥機の熱です。洗濯した後、乾燥器にかけて、高温環境で死滅させましょう。
ヒョウヒダニの環境対策 湿度を下げる:
ヒョウヒダニは、低湿度にも弱いです。
除湿機デシカント方式. 2.0L. アイリスオーヤマ.

梅雨の雨日などは、窓を開けることができないので、除湿器を使って、ダニの発生を押さえこみます。
ツメダニの環境対策:
ヒョウヒダニが大量発生すると、その後に、ツメダニが現れてきます。ツメダニは、人間の肌を咬むので、すぐに存在がわかります。ツメダニは、人の肌に咬みついて、体液を吸います。そこで、すぐにできる対策として、長袖・長ズボンを着ることで、ツメダニから防御できます。
多言語対応:
韓国語한글 진드기 (チンツキ) 발음 [진드기] (チンデゥギ) RR2000 jindeugi MR1937 chintŭki
中国語繁体 螨蟲 簡体 螨虫 (mǎnchóng man3chong2 マンチョン)

全文を読む


工学講座

農学

中学受験講座

高校受験講座

大学受験講座

社会人講座