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大寒や 生姜を家に 貯める猿 大寒が季語


俳句大寒や 生姜を家に 貯める猿
読上

仮名たいかんや しょうがをいえに ためるさる
羅馬Taikan ya Shouga wo ie ni Tameru saru
季語:大寒
中文大寒 大寒 ( dàhán ダアハン )
季節:
意味:大寒は二十四節気の1つで、季節の変わり目です。大寒は、小寒の後におとずれ、小寒の可愛らしさはなく、寒さのきわみという世界観を持ちます。擬音語にすれば、カチカチのコチコチのバリバリで、方向性の明確な季語となります。
自分の感じた寒さを、そのまま「寒い」と表現するのが定石になりますが、「寒さとどのように付き合うか」という表現にすれば、個性が発揮できます。
寒さに監禁された世界は、反省や休息という心理と、相性が良いです。
没作:
大寒の 鍋に陣取る 生姜です
大寒の 鍋に陣取る 生姜なり
大寒や 生姜しかない 生姜鍋
大寒や 生姜を嗅いで 嗤う猿
大寒や 生姜を抱いて 嗤う猿
大寒や 生姜を剥いて 嗤う猿
大寒や 生姜を抱きぬ 猿の顔
大寒や 生姜を家に 貯める猿
大寒や 生姜に座る 猿の群
猿顔の お前生姜を食べ 大寒
猿顔の 君が生姜を食べ 大寒
猿顔の 君と生姜を食べ 大寒
大寒や ついにジャージを 履いた君
猿顔の お前に飽きて 冬の底
解題:
英俳:
Two apes sniffing
Hoard of ginger cloves
The bottom of winter

読上

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