荘子 (そうし) は、道教の書物です。儒教が、社会に秩序を求めたのに対して、道教は、人間のありままの姿である無為自然を説きます。道教の背景には、仙人に憧れる老荘思想があります。 荘子の説話は、夢幻性があり、胡蝶の夢などは、現代でもさまざまな芸術作品に影響を与えています。 荘子の別名として、南華真経があります。