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英語 過去問 慶應義塾 総合政策 2019


慶應義塾大学総合政策学部(SFC総政)の過去問2019年の解答・解説・全訳です。受験生の入試対策のためにプロ家庭教師が出題傾向を分析実況します。

【英語の試験構成 長文のみの単純な構成】
慶應義塾大学総合政策学部の英語の試験構成は、いずれも長文形式で、マークシートで解答します。英文法・英作文・リスニングはなく、試験構成は単純です。

【英語の出典 現代の政治を極めよう】
慶應義塾大学総合政策学部の英語の出典は、現代的な政治論点からが多く、今後もこの傾向は続くでしょう。古典作品よりも、最新の政治経済を扱うニュースメディアが学習教材としておすすめです。

【プロ家庭教師 SFC総合政策対策講座】
慶應義塾大学総合政策学部への合格対策カリキュラムをプロ家庭教師に指導依頼できます。


【大学】:慶應義塾大学(慶応義塾大学)
【学部】:総合政策学部(総政) 湘南藤沢キャンパス(SFC)
【年度】:2019年

【大問】: 1
【形式】: 適語補充+文章理解
【表題】: どうして見た目であなたの英語力が判断されるのか Why your ability to speak English could be judged on how you look
【作者】: サラセ二・マリオ Saraceni Mario
【対策】: 論理的文章(説明文)で、移民への言語政策からの出題です。オーストラリア拠点のジャーナリズムサイトであるザ・コンバセーション(The Conversation)の掲載記事が出典で、語学におけるネイティブ思想を題材にしています。筆者は英語学習の指導経験者で、ネイティブ思想が、植民地主義を前提として持っていると批判しています。政治的な意見文で、筆者が提示する事実・分析・意見・立場をしっかりと読解しましょう。
【用語】: ネイティブ 移民政策 TSOL 
【目安時間】: 40分

【大問】: 2
【形式】: 適語補充+文章理解
【表題】: 豊かな国は貧しい国を助けるべきか? Should rich nations help the poor?
【作者】: デビッド・ヒューム David Hulme
【対策】: 論理的文章(説明文)で、貧困とはどのような状態なのか、貧困の定義を題材にした文章です。貧困と格差論については、トマ・ピケティの21世紀の資本論での研究が有名ですので、押さえておきたいです。貧困の抽象的定義は「生活必需品の欠乏」ですが、何が「生活必需品」となるのか、これでは定義が広すぎます。日本国憲法25条でも「健康で文化的な最低限度の生活」が規定されていますが、その定義を巡っては、しばしば訴訟が提起されます。
【用語】: 貧困 格差 南北問題
【目安時間】: 25分

【大問】: 3
【形式】: 適語補充+文章理解
【表題】: どうして脳は次々に問題を見つけてくるのか why your brain never runs out of problems to find
【作者】: デビッド・レバリ David Levari
【対策】: 論理的文章(説明文)で心理学分野からの出題です。英語のジャーナリズムサイトであるザ・コンバセーション(The Conversation)からの出典で、人間の脳が次々に問題を作り上げていく性質を、科学的な実験成果とともに説明しています。筆者はハーバード大学で心理学を専攻し、自身の研究実験を題材としています。心理学の実験は、入試では出題されやすい分野なので、有名な実験は押さえておきたいところです。筆者が提示する実験内容・実験結果・推論・科学法則をしっかりと読解しましょう。総合政策学部の英文は、専門記事をそのまま掲載しているので、通常の大学入試問題で要求される英単語・英熟語では、対応できません。出題側の手抜きといえばそれまですが、受験生は語彙数さえ増やしておけば、単純に得点を上げることができます。プロ家庭教師の慶應SFC対策講座では、オリジナル英単語帳を準備しています。
【用語】:心理学実験 行動心理学 生活習慣 脳科学
【目安時間】: 55分


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