慶應大学医学部の過去問の解答・解説・全訳です。受験生の入試対策のためにプロ家庭教師が出題傾向を分析・解説します。
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【大学】 慶應大学
【学部】 医学部
【年度】 2018年
【大問】 1
【形式】 適語補充 英文和訳 和文英訳(英作文)
【表題】 他人と一緒の時間を過ごしていますか Do you spend enough time with other people?
【作者】 シャノン・ドイネ Shannon Doyne
【対策】 文章の流れに合わせて、適語補充をし、合わせて英作文(和文英訳)と英文和訳が出題される。文書の内容は、他人と過ごすことが健康にどのような影響を与えるかを述べている。近年では健康の定義が身体的・精神的・社会的な範囲へと広がっていることに注意したい。
【用語】 健康 コミュニケーション
【大問】 2
【形式】 誤文指摘 英文和訳 和文英訳(英作文)
【表題】 日本の笑い 思ったよりわかりやすい Japanese humor more universally funny than you think
【作者】 ダニエル・モレル Daniel Morales
【対策】 文章の流れに合わせて、誤文指摘をし、合わせて英作文(和文英訳)と英文和訳が出題される。文書の内容は、医学とはあまり関係がなく、文化分野からの出題で、ユーモアのセンスは日英でどのような差があるか論じている。文化分野は必ず1題は出題されると考えておきたい。
【用語】 文化 ユーモア 笑い
【大問】 3
【形式】 適語補充 英文和訳 文章読解
【表題】 紙は森林には悪いが人間には良い Paper may be bad for trees but it is good for people
【作者】 タル・グロス Tal Gross
【対策】 設問文そのものが英語で書かれているので、どのような解答が求められているのか、読み慣れておきたい。文章の流れに合わせて、適語補充をするが、前置詞が1つのテーマとなっているので、対策はしやすかっただろう。前置詞は、慶応医学部の英文法対策では欠かせない。文章の内容は、紙と電子画面で、どのように学習効果が変わるかを述べている。一般に、紙は学習効果が高く、電子画面は利便性に優れることが主張されている。
【用語】 環境問題 紙 ICT 学習