慶應義塾大学(慶応大学)法学部の過去問2019年の解答・解説・全訳です。受験生の入試対策のためにプロ家庭教師が出題傾向を分析実況します。
【英語の試験構成 アクセント+文法+長文1本の安定構成】
慶應義塾大学法学部の英語の試験構成は、伝統的にアクセント+文法+長文1本で安定しています。他の難関大学と異なり、アクセント問題が必ず出題されます。
【英語の出典 法学系大半+文学系少々】
慶應義塾大学法学部の英語の出典は、法学系の文章が大半で、わずかに文学系の文章が出題されます。法学系の英単語を積極的に学んでおきたいです。
【プロ家庭教師 法学部対策講座】
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【大学】:慶應義塾大学(慶応大学)
【学部】:法学部
【年度】:2019年
【試験時間】:80分
【大問】:1
【形式】:適語補充+アクセント
【対策】:会話文の流れに合わせて、適切な言葉を補充します。文章全体を何度も読み直すために、速読ができるようになりたいです。合わせてアクセントの問題があり、アクセントの位置が問われています。
【目安時間】:20分/80分
【大問】:2
【形式】:適語補充
【対策】:文章に登場する法学系の英単語を、英英辞書の定義によって解答します。慶応法学部独自の出題形式です。日頃から英英辞書の定義に慣れておきたいです。
【目安時間】:10分/80分
【大問】:3
【形式】:誤文指摘
【表題】:移民は日本の繁栄の鍵 Immigrants A Key to Japan's Prosperity
【作者】:ーーー
【対策】:執筆中の文章から誤った表現を訂正する問題です。文章に正確さが求められる法学部らしい出題です。細かな文法知識を修得した後に、過去問に挑戦しましょう。文章の内容は、日本の人口減少に対して、移民政策を用いるべきという趣旨ですが、内容がわからなくとも正当はできます。
【用語】:移民 人口減少 文化摩擦
【目安時間】:20分/80分
【大問】:4
【形式】:適文補充+文章理解
【表題】:薬物との闘い The War on Drugs
【作者】:ゲルマン・ロペス German Lopez
【対策】:文章読解に特化した問題です。内容は、薬物犯罪に対して、どのように対処すべきか、複眼的な意見が述べられています。複数の主体が、それぞれどのような立場を取っているのか、批判的に読解できる訓練が求められています。設問は、パラグラフごとに内容を問う設問と、全体をまとめて内容を問う設問に分かれています。時間はあまり与えられていませんので、速読力も重視されています。
【用語】:薬物治療 マリファナ 合法化
【目安時間】:30分/80分