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慶応義塾大学 文学部 傾向対策解答解説 2019


慶應義塾大学(慶応大学)文学部の英語の入試過去問の解答・解説・全訳です。受験生の過去問演習のためにプロ家庭教師が出題傾向を分析・対策します。

【独自形式 大問1問+辞書持込可】
慶應義塾大学文学部の英語は、大問1題のみの構成であり、辞書持込が可能な独創的試験です。

【高度な抽象的議論】
抽象議論への理解力、学術専門用語の英文和訳、文化文脈を押さえた和文英訳(英作文)が問われ、高度の言語能力が要求されます。出典は、文学分野からの文章で統一されています。

【記述力必須】
問題数が少なめなので、記述はかなりていねいに採点されていることが予想されます。

【文系対策ではなく文学部対策が必要】
伝統の長い学部ですので、出題傾向は、例年、安定しています。他の文系学部(法学部・経済学部・商学部・SFC総合政策・SFC環境情報)とは、英単語や背景知識が異なるので、注意したいです。はっきりと文学部向けの対策を心掛けましょう。教材としては、英文学理論と心理学の基礎を押さえておくと、解きやすくなるでしょう。



【大学】:慶應義塾大学(慶応義塾大学)
【学部】:文学部
【年度】:2019年
【試験日】:2月15日
【大問】: 1
【形式】: 適語補充+文章理解+英文和訳+和文英訳(英作文)
【表題】: 私たちの中の動物 The Animals Among Us
【作者】: ジョン・ブラッドショウ John Bradshaw
【対策】: 説明文で、心理学分野からの出題です。現代社会におけるペットへの愛情は、しばしば溺愛と呼ばれるほど、度を超してしまう場合があります。なぜそのような社会現象が起きているのか、筆者は心理学的に説明しています。印象や感想を求められているのではなく、心理学の用語ではどのように説明されているのか、読解力が求められています。また感情移入にはいくつかの水準があることを記述させる問題があり、抽象概念の差異を問う傾向も変わっていません。問題数は少なめですが、記述力・思考力で差のつく試験構成です。時間内にすべての問題が解いたうえで、記述のうまさで合否が分かれるでしょう。
【用語】: 生活心理学 ペット 投影 感情移入 擬人化 
【目安時間】: 120分


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