ウラン 原子番号92 原子力発電燃料>重要語句用語集>化学

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ウラン 原子番号92 原子力発電燃料


用語ウラン 
英語Uranium 
別名:ウラ二ウム ユーラ二ウム 原子力発電の燃料
元素記号U (1文字の元素記号は珍しい)
語源:ギリシャ語 ウラノス(Uranus) 天空神 + ギリシャ語 イウム(ium) 金属  ギリシャ語 ウラ二ウム(Uranium) 天空神の金属  英語 ウラ二ウム(Uranium)  日語 ウラン(Uran)
意味:ウランとは、原子番号92の元素です。じょうおんじょうあつでは、固体として存在します。ウランは金属で、原子力発電の燃料として有名です。ウランの原子核を分裂させると(つまり、核分裂させると)、凄まじいエネルギーが発生することから、ウランは「最も危険な金属」とも呼ばれており、ウランの取り扱いには、高い技術力が求められます。日常生活には、あまり登場してこない原子ですが、科学産業では重要な原子で、日本の原子力発電所も、ウランを活用しています。
ウランの埋蔵量:ウランのまいぞうりょうは、金・銀・プラチナなどの貴金属よりは、豊富だと推定されています。カザフスタン・オーストラリア・カナダにこうしょうが確認されており、各大陸に埋蔵量が分散しています。
ウランの生産:ウランの生産は、ウラ二ナイト原石(Uraninite $UO_2$)オートナイト原石(Autunite $Ca(UO_2)_2(PO_4)_2·10–12H_2O$)を、精製します。
ウランとアクチノイド:ウランは、原子周期表において、アクチノイド(Actinide)に分類されます。アクチノイドとは、原子番号89アクチニウムから原子番号103ローレンシウムまでの、15個の原子をまとめたものです。
アクチノイドのうち、原子番号90トリウム・原子番号91プロトアクチニウム・原子番号92ウランは、天然に存在します。
原子番号93ネプツニウム以降は、人工元素であり、核融合などを通じて、自然界へ出現します。アクチノイドの代わりに、アクチニドと呼ばれることもあります。
体系:化学 (Chemistry)  物質 (Substance)  分子 (Molecule)  原子 (Atom)  原子番号 (Atomic number)  アクチノイド (Actinide)  ウラン (Uranium)

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