極限(きょくげん)では、「ある数が限りなく大きくなっていく場合や、限りなく小さくなっていく場合に、数学世界がどのように変化していくか」を思考します。
東京先生のプロ家庭教師教材で、指導歴10年以上の講師が執筆しています。
【極限 2種類】
高校数学では、2種類の極限を扱います。「数列の極限」と「関数の極限」です。
【極限 大学受験では】
日本の公立高校カリキュラムでは、数学1A2Bまで「文系数学」と呼び、数学3Cまでを「理系数学」と呼ぶ慣習があります。
文系数学までしか履修しない生徒は、極限を、限定的にしか習得しません。文系数学では「微分のため極限」と「関数の接線のための極限」しか登場しないからです。
一方で、理系数学では、極限は大学受験で必須です。