問答法

問答法

問答法

問答法

プロ家庭教師による授業研究で、問答法を解説しています。

問答法(もんどうほう)とは、生徒に問題だけを与え、解答を自ら思考・表現させる教育技術です。生徒から積極的な発言や質問を歓迎します。 解答のない問題と向き合う経験により、思考力や表現力の育成に効果があります。

東洋では禅仏教の問答による公案が、西洋では古典哲学者のソクラテスによる対話が有名です。

難関国立大学(東大・京大)や難関私立大学(慶応・早稲田・MARCH)・国際バカロレア・TOEFLなどの過去問テーマを分析して、記述問題集にしてあります。参考書や本の代わりに、独学用の教材としても利用できます。

プロ家庭教師による試験対策カリキュラムを指導依頼できます。


スポンサーさん

問答法 対 知識注入法

問答法の反対の教育技術は、知識注入法です。知識注入法は、日本の公立学校の集団授業で広く普及しており、先生はあらかじめ答えを解説し、生徒は知識の暗記に努めます。生徒からの自由な質問や発言は、授業進行を妨げるとして、あまり歓迎されません。

【例題 知識注入法】

以下の空欄にふさわしい言葉を埋めなさい。
太陽からの光は、さまざまな[  ]の長さの光が混ざっており、昼間は私たちの目に白く見えています。それぞれの光は[  ]率が異なるので、プリズムを通すと異なる色の光に分かれて見えます。光のこのような性質によって、朝は青い光が、夕方は赤い光が、私たちに見えています。



【例題 問答法】

空の色が、朝は青く、夕方は赤くなるのはなぜか。200文字以内で記述するかあるいは3分以内で発表しなさい。




物の名前だけを丸暗記することは、知識注入法による授業による弊害と言われることが多いですが、一方で、知識の記憶は、思考や表現の土台であり、基礎ができていない生徒には知識注入法は有効な教育技術です。知識注入法は、理解力や記憶力の育成に効果があります。


問答法は思考力・表現力の育成に、知識注入法は記憶力・理解力の育成に、それぞれ組み合わせることで、生徒の求める学力を育成していきます。


問答法 利点:思考力や表現力の育成・生徒の意欲自主性の成長
問答法 欠点:基礎知識の不足・すべての生徒には有効ではない・指導側に高い力量が必要

知識注入法 利点:知識力や理解力をていねいに確認できる・指導側にあまり力量が必要ない
知識注入法 欠点:物事を丸暗記する・生徒が受身になる

問答法 例題

日本:観察することと知ることは同じだろうか?
仏語:Suffit-il d’observer pour connaître?
英語:Does observation equals knowledge?


日本:理性と比較して感覚はどこまで信頼に足るものだろうか?
英語:To what extent is perception more trustworthy than reason?


日本:理性の悪用がありえるのだろうか?
仏語:Y a-t-il un mauvais usage de la raison?
英語:Is there such a thing as bad use of reason?


日本:言語はわれわれの感情に型を与えているのだろうか?
英語:Does our language shape our emotions?

スポンサーさん