生活習慣 基本

生活習慣 基本

基本 生活習慣 身体 心身発達

基本 生活習慣 身体 心身発達


プロ家庭教師による心身発達の研究で、学習にまつわる生活習慣の基本をまとめています。

生活習慣は、直接には学習に影響しませんが、生活習慣を整えると、学習に良い影響があります。安定した睡眠と定期的な復習は、良質な長期記憶を練成します。教材の整理術やノートの執筆術は、学習効率を底上げします。学習の土台となるのは、今も昔も、小学1年生で教わるきちんとした生活習慣です。さらに、現代では、テレビ・携帯電話・インターネットなどのメディアの利用習慣が、学力に影響することもわかっています。

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生活習慣


Q:生活習慣について、子どもに家事を手伝わせた方が良いのでしょうか?
A:はい、子供に家事を手伝わせると、良い効果があることが分かっています。家事労働への参加によって、子どもの身体スキルが向上しに、世の中のしくみが理解しやすくなります。

Q:生活習慣について、勉強の時には窓を開けた方が良いのでしょうか?
A:はい、勉強を開始したら30分ほどは窓を開けて、空気洗浄しましょう。空調が学習効率を上げることがわかっています。


【参考文献】
UNICEF. Danger in the Air. 2017.
ユニセフ. 大気汚染の危険. 2017.

睡眠習慣


Q:睡眠時間を気にせずに、子供が夜遅くまで起きています。早く矯正したほうが良いでしょうか?
A:はい、早めに矯正しましょう。子供の夜更かしの原因は、先天的な原因である場合もありますが、そのような例は珍しいです。ほとんどの場合は、夜遅くまでのテレビ・ゲーム・インターネット・携帯電話などが原因です。夜更かしをすると、そのまま寝坊してしまい、寝起きの90分ぐらいは脳機能が低下していますので、あまり集中力が発揮できません。そのまま学校の1時間目の授業を受けても、あまり効率は上がらないのではないでしょうか。

Q:テレビ・ゲーム・携帯電話などを利用しすぎると、眠れなくなるのでしょうか?
A:はい、テレビ・ゲーム・携帯電話などは、睡眠時間に影響があると思います。いわゆるエンターテイメントやCMなどの産業は、高輝度光や極彩色の画像により、子供の脳を刺激し、睡眠時間を乱します。また、CMはそもそも企業の製品を脳に記憶させるために制作されていますので、子供の脳への影響は大きいでしょう。子供たちは「楽しい」と言うかもしれませんが、脳にどのような影響があるのかは、保護者の賢い判断力が求められます。充実した青春を送るためには、娯楽と学習の両立が大事です。娯楽の楽しい時間は21時までで切り上げて、やさしい光のもとで23時までに就寝しましょう。

Q:睡眠を削って、徹夜で勉強はしないほうが良いのですか?
A:はい、睡眠時間を削る徹夜の勉強は、おすすめしません。サブカルチャーの映画・ドラマ・マンガ・小説では、演出のために何かを徹夜で仕上げようとする主人公が描かれがちです。これはあくまで創作のための演出であり、徹夜勉強を気合や努力などの精神力の象徴であるかのように表現します。しかし、学習を科学的に考えた場合には、睡眠不足は明らかに脳を傷つけ、長期的な能力育成の妨げとなります。現在では、記憶の定着のためには、しっかりと睡眠を取らなければいけないことがわかっています。もし科学的な訓練を受けていない教員に徹夜を勧められたら、そのような学習環境からすぐに離れたほうがよいでしょう。

Q:睡眠時間を正して、早寝早起きしたいのですが、なかなか難しいです。どうしたら良いでしょうか?
A:体内時計を利用しましょう。気持ちよく早起きができます。

Q:睡眠時間について、体内時計はどのような働きがあるのですか?
A:体内時計(たいないどけい)とは、いつ眠くなり、いつ起きるのか、記録を担当している生物としての機能です。あたかも体内に天然の時計が内臓されているかのようなので、体内時計とわかりやすい名前が付いています。この体内時計は、あなたの毎日の生活習慣を記録していて、あなたを自動で眠くしたり、自動で目覚めさせたりしてくれます。わざわざ「よし寝よう!よし起きよう!」と意識しなくとも、無意識に仕事をしてくれます。体内時計を再設定するためには、1ヶ月くらい意識して生活習慣を整えるとよいでしょう。例えば、試験当日に6時に起きたいのであれば、試験日の1ヶ月前から、毎朝6時に起きて、体内時計を整えます。そうすることで、あなたは試験当日に気持ちよく早起きができます。

学習習慣


Q:学習習慣をどのように子供に身につけさせればよいのでしょうか?
A:学習習慣で一番大事なものは、自分で調べる習慣です。わからない言葉や物事に出会ったらを、まずは自分で調べる習慣を身につけましょう。そのために、初めの授業で、辞書・地図の利用方法をていねいに教えます。わからないものを、わからないままにしておかないで、きちんと調べているどうかは、年月が重なると、大きな差となります。また、自ら主体的に調査することで、子供の好奇心・探求心が育成され、長期記憶にも良い影響があります。

Q:学習習慣として予習・復習の割合はどのようにしたらよいのでしょうか。
A:プロ家庭教師は生徒個人にサービスを提供しますので、予習・復習の割合は、生徒の能力によって設定しています。例えば、好奇心の発達している生徒には、予習主義が効果を発揮します。あらかじめ教材や読書リストを渡しておき、ある程度まで自分で読み進めてから授業に臨むように、カリキュラムを設計します。反対に、まだ学習習慣が確立していない生徒には、復習主義が効果を発揮します。授業と同じ内容の復習教材を宿題として課します。さらに小テストを頻繁に実施して、知識が定着しやすくなるカリキュラムを設計します。ちなみに、中学受験・高校受験・大学受験では、導入授業(カリキュラムの1周目)は復習主義で、発展授業(過去問演習)は予習主義が取られています。

Q:学習習慣で、復習の時間はいつにしたらよいのでしょうか?
A:復習の時間は、入眠前の時間がおすすめです。例えば、23時に寝るのであれば、21時から22時の間に、1時間を復習に割り当てると良いでしょう。脳科学では、たくさん反復した情報は、脳に長期記憶として保存されることがわかっています。自分で大事に覚えておきたいことがあれば、1日の終わりに復習する習慣を身につけるとよいでしょう。また、復習の時間を長期休暇(いわゆる春休み・夏休み・冬休みのことです)にまとめて取ると、系統的な復習ができますので、効果が増大します。

メディア習慣


Q:子供のメディア利用について、テレビは子供の生活習慣を破壊するのでしょうか?
A:はい、プロ家庭教師の意見としては、テレビを見ている生徒は、身体が受動的になり、学習能力が下がっているように思います。テレビは第二次世界大戦以降に発達し、テレビ視聴が人間にどのような影響を与えるのか、さまざまな調査が存在しています。テレビ視聴と学力、テレビ視聴と社会階層がどのような関係にあるのか、調べてみるとよいのではないでしょうか。

Q:子供のメディア利用について、ブログで文章を書いたりイラストを投稿したりしていますが、保護者は止めなくて大丈夫なのでしょうか?
A:はい、自ら手を動かして、主体的に文章を執筆したり、イラストを仕上げることは、アクティブラーニングと呼ばれ、子供の能力を成長させます。メディアは、テレビ・スマートフォンのような受動的なメディアと、インターネットのような能動的なメディアに、区別されます。人から言われて学習するよりも、自ら好奇心を持ち、主体的に学習することで、人間の能力が高まることがわかっています。プロ家庭教師としては、生徒は受動的ではなく、主体的に学習して欲しいと思い、カリキュラムにさまざまな工夫するように努めています。一方で、インターネットには危険性があることも、しっかりと知らせるべきしょう。匿名のメディアにどのような性質があるのか、現代の教養として理解しておきたいです。

Q:子供のメディア利用について、テレビ・スマートフォンを無制限に許可すると、学力は下がるのでしょうか?
A:エンターテイメントは子供に快感を与えますが、快感にも良いものと悪いものがあります。お茶の水女子大学の学力調査では、家庭によるメディア管理と子供の学力に相関関係が認められています。また、東北大学の学力調査では、スマートフォンのLINEを利用するだけでも学力が下がる可能性が指摘されています。

Q:子供のメディア利用について、メディアには依存性があるのでしょうか
A:依存性はありますが、テレビやスマートフォンだけに依存性があるわけではありません。薬物や性行為のように、快感があるものはすべて依存症に陥る危険性があります。どこまでが楽しさで、どこまでが快感依存なのか、子供の判断力は未発達です。メディア搾取から子供を守るために、保護者には知識と判断力が求められるのではないでしょうか。

Q:子供のメディア利用について、ニートはメディア利用時間が長いのでしょうか
A:はい、ニートはテレビ・インターネット・スマートフォンなどで娯楽消費の時間が長いことがわかっています。

Q:子供のメディア利用について、悪い影響だけなのでしょうか。良い影響はないのでしょうか?
A:子供のメディア利用について、良い影響もあります。好奇心や楽しさという情動が、人間の学習能力を高めることがわかっています。また、教材は文字だけに頼るのではなく、映像・音声も併用した方が、子供たちも理解しやすくなります。どこまでが悪い影響で、どこまでが良い影響なのか、丁寧に判断していきたいです。

Q:子供のメディア利用について、依存症はどのように判断したらよいのでしょうか?
A:メディア依存の判断としては、以下のようなものがあります。

保護者が止めなさいと言うと子供はすぐに止められるか?
自分の部屋を清潔に保てているか?
持物の整理整頓ができているか?
明日の授業の準備ができているか?

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