東京大学 傾向対策解答解説

東京大学(東大)の英語過去問の出題傾向をプロ家庭教師が分析・解説します。過去問の問題・解答・解説・全訳へのリンク有

【試験分析・出題分野・解答形式】
受験生が英語の入試対策しやすいようにプロ家庭教師の視点で試験時間・試験配点・出題形式・解答形式・必要単語・出題分野・収容定員・志願者数・傾向分析を解説しています。

【文科一類から理科三類まで共通】
東京大学の前期募集は文科一類・文科二類・文科三類・理科一類・理科二類・理科三類で同じ問題が出題されます。

【プロ家庭教師　東京大学対策講座】
東京大学(東大)への合格対策カリキュラムをプロ家庭教師に指導依頼できます。

【科類】
東京大学では伝統的に入試を文科一類・文科二類・文科三類・理科一類・理科二類・理科三類と６つの科類に分けて受験生を募集しています。

【前期課程＋後期課程】
学生は前期課程の２年間をそれぞれの科類で学び、後期課程で法学部・経済学部・文学部・教育学部・理学部・工学部・農学部・薬学部・医学部・教養学部のそれぞれの学部に配属されます。

【英語入試問題は共通】
英語の入試問題は、いずれの科類から応募しても同じものが出題されるのが特徴です。

学部名称：全学部全科類共通　前期試験
試験時間：１２０分
試験配点：１２０点/５５０点満点
出題形式：適語補充＋リスニング＋英文和訳＋英作文(和文英訳)＋要約
解答形式：記号選択＋記述
必要単語：７０００＋
出題分野：法学　経済学　文学　理学　工学　医学
収容定員：２９６０
志願者数：９６７５
傾向分析：解答形式は、和文英訳と英作文が５割ほどで、記述能力が重視されます。文章を要約しながら自由英作文をする能力も求められています。残りの２割でリスニング能力が、３割で文法能力が問われます。入学者選抜要綱に記載のあるとおり、「知識を詰めこむことよりも，持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視」しています。ていねいな学習によって思考力を磨いておきたいです。
出典は、学術的な文章が中心で、抽象的な概念を解釈する能力が問われています。文理融合の理念のもとに、文系・理系にとらわれず幅広い分野から出題され、理社科目の知識がないと対応できない文章も出題されるので、最後まで理社の履修を求められます。
また、国際的な文化理解を求められる場合もあるので、世界規模の時事報道に触れておくとよいでしょう。



過去問年：2019