正しさよりもどうして正しくなるかを学ぶ

正しさよりもどうして正しくなるかを学ぶ

正しさよりもどうして正しくなるかを学ぶ

正しさよりもどうして正しくなるかを学ぶ

日本語と英語の2言語で文章指導するプロ家庭教師の視点で、正しい言葉遣いを解説します。

生徒の文章を添削していると「正しい言葉遣いとは何か?」という問題に、必ず突き当たります。

【難関大学受験】
難関国立大学(東大・京大)や難関私立大学(慶応・早稲田・MARCH)などの過去問テーマを分析して、大学受験の演習用問題集にしてあります。

【独学教材】
基礎から学習できるので、参考書や本の代わりに、独学用の教材としても利用できます。

【理論と実践】
小論文は、理論と実践の両面の技術が求められます。どちらも基本的な内容を押さえてから執筆した方が、早く上達します。実際に本番で使える技術をプロ家庭教師が解説しています。

【対象生徒】
対象生徒は、文章が書きたい中学・高校生・受験生・基礎から学び直したい社会人です。

【開始時期】
いつから文章執筆をするかは、中学1年生(13歳)からがおすすめです。中学1年生になると、漢字がある程度読めるようになり、自分で学習する能力が上がっていきますので、文章を書く習慣を身につけると良いでしょう。


【プロ家庭教師】
小論文の勉強方法として、プロ家庭教師に難関大学合格カリキュラム講座を指導依頼できます。

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どうして正しくなるか

日本語と英語の2言語で文章指導するプロ家庭教師の視点で、正しい言葉遣いを解説します。

生徒の文章を添削していると「正しい言葉遣いとは何か?」という問題に、必ず突き当たります。

【日本語の正しい言葉遣いの議論】
例えば、日本の小学生の国語授業では「ら抜き言葉」が久しくやり玉に挙げられています。「食べれる」は間違いで「食べられる」が正しい日本語だと主張されます。

同じように、標準語と方言の関係では「標準語が正しい」と主張されます。

また「iphone X」を「アイフォーンエックス」と読むのは間違いで「アイフォーンテン」が正しいと主張されます。


【正しい言葉遣いがあるという無意識の前提】
このような場合に、生徒は「1つの正しい言葉遣いがある」という前提を持っています。前提という言葉が難しいのであれば、無意識のうちに慣れてしまって、思い込んでいるといってもいいと思います。

もし日本語だけを用いるのなら、この思い込みは思い込みのままにして、注意しないで流してしまっても、無害です。ですが、英語の文章添削では、そうもいかない事情があります。


【英語は正しさが乱立している】
その事情というのは、英語には「複数の正しい言葉遣いがある」という事実です。

例えば、アメリカ英語とイギリス英語には無視できない言葉遣いの差があります。

同じように、MLA・APA・Chicagoなどのスタイル(Style)と呼ばれる約束事が、各団体ごとに制定されています。このスタイルたちは、細かな違いを争っています。(わかりやすく言えば、マクドナルドを「マクド」と呼ぶべきか「マック」と呼ぶべきなのか、そのような細かな差ではあるのですが・・・)

したがって、英語で文章執筆する場合には「自分がどのようなスタイルに準拠しているのか」を、生徒は意識しなければいけなくなります。この点が、まずは生徒に伝えたいことです。

【理解1】
日本語は正しい言葉遣いが1つあると教科書で定めてある。

英語は正しい言葉遣いが2つ以上あり教科書も複数ある。



【より高次の理解】
次に、もしもっと勉強したいのであれば、「正しい言葉遣い」を学ぶのではなくて「どうしてこの言葉遣いが正しくなるのか」を意識して、学習してください。

【日本語がどうやって正しくなるのか】
日本語はよく統制された言語です。まず日本国には中央教育審議会と文部科学省があります。ここで正しい日本語とは何か、正しい教科書とは何か、正しいカリキュラム(学習指導要領)とは何か・・・を決定します。

決定したら、中央省庁がトップダウンで各都道府県の教育員委員会に通達し、教育委員会が学校現場に通達します。このような中央集権のモデルによって、日本語の一体性が守られています。

【日本語だけが統制されているの?】
国家権力が言語政策に強い影響力を持つ国は、日本以外にもフランスや韓国があります。統制することが正しいか正しくないかは、政治的な議論です。まずは事実を生徒が知って、言語理解を深めることが大事です。独自の言語を持つことの価値は、みなさんで大いに議論すべきことに思います。

【理解2】
正しい言葉遣いは、広く社会制度とともに理解できると素晴らしいです。国語だけではなくて、社会も勉強しましょう。




【参考文献】
英語と米語

英作文対策講座基本編

約物と文章記号のまとめ

学習指導要領

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